2025/12/11
縁(えん)ちゃんのひとり言 ～今年のりんご狩りと赤ちゃん食堂、人情だいく！について～2025.12月号
皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。
近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
先月の安曇野市のりんごのプレゼントにはたくさんの方々にご応募頂きましてありがとうございました。夏の梨を抜いて過去最高の応募数でした。本文を読んで頂いているかどうかは定かではありませんが・・・(笑)。とりあえず皆さんにご愛読頂いているという事で嬉しい限りです。
今年はりんごのサイズが非常に小さくて、箱入れ出来ない小さいものがコンテナ4箱以上出てしまいました。自然のもの、ことですから恨みっこなしの仕方のない事ですが、そのお陰で今回は全員当選として応募者全員に贈らさせて頂く事が出来ました。サイズは小さいりんごでしたが楽しんで頂ければ幸いです。別に大盤振る舞いをしているわけでは無く発想の転換というか、三方良しというか。結果的に皆さんに喜んで頂ければそれはそれで良し！という事で。来年以降もこんな考え方や柔らかい発想を心掛けて頑張っていきたいと思います。
サイズは小さいけど、味はここ数年で1～2番じゃないかと皆さんに言って頂きました。収穫させて頂いたりんご園の大倉さんも同じ事を言っていました。
ただ、いま世間で大問題になっている物価高の影響はりんご狩りにも出ていて、りんごの木の値段も1割以上値上げになり、皆さんに送る段ボールの箱代も約1割値上げという状況でした。1シーズンで250～300箱くらい購入しますから、1割でもかなり違ってきます。箱の中のサイズ分けする緑色のプラスチックを「りんご用PETパック」というのですが、そんなものも5％くらいの値上げになっていました。往復のガソリン代も、向こうのホテルや食事代も高いし、本当に困ったもんです。悠長な事は言ってられません、商売も本当に頑張らないとっ！！ (≧◇≦)
ただ、皆さんにこれからも喜んで頂けるようこのりんご狩りはずっと続けていきたいし、お客様と子供達に自然と笑顔が生まれる凄いイベントだと思っています。私自身もやっていて楽しいし、人として優しくなれる空間づくりなので大好きなんです。これからも末永く続けていく為にも首相の高市さんには頑張ってもらいたいと思っています・・・（笑）
このりんごは、実は静岡市清水区のあるこども園（保育園）に毎年コンテナ2～3箱を寄付をさせて頂いております。理事長さんに可愛がって頂いているご縁なんですが、理念に『子育て世代絶対応援！』と謳（うた）っている工務店としては、喜んで頂いている限りはこれからも是非続けさせて頂きたいと思っています。
子育て世代絶対応援！といえば、この度『赤ちゃん食堂』という企画をサポートさせて頂く事になりました。助産師さんが運営する「海の色」という企業なんですが、素晴らしい活動を知って、子育て世代絶対応援！にピッタリのサポートだと思いました。
赤ちゃん食堂とは生まれたばかりの赤ちゃんを抱えるママさんの憩いの場というか、悩みの相談場所、「同じ困った」を共有できる場所として、ママさんが集いランチをしたり離乳食を与えたり、それを助産師の目線からサポートしていこうというものなんです。大手企業様のショールームも交渉して借りられるようになり、なるべくママさん達がお気軽に参加できるように努めていきたいと思っています。
少子高齢化の改善の手助けにもなるでしょうし、なにより悩めるママさんの孤独、最悪は育児ノイローゼ等の予防にもなるのかなと思いました。子育てなんてそんな簡単なものではないと言われてしまうかもしれませんが、私自身が子育ての経験がないので何か力になれればというのも正直なところあります。
何もしないよりまず行動だと思い、こちらも頑張って末永くサポートさせて頂きたいと思っています。
以前8月号で、「正直だいく！」の屋号のお話をさせて頂いたと思いますが、実はそれからずっと違和感のようなものをちょっとだけ感じていました。やってきた事や考え方に感じたのではなくて、「正直だいく！」の精神 それだけで仕事をやってきたのかなぁ～？と思ってました。
先日、私の師匠（親方）のところにりんごを持って行きました。「親方、りんご食いなぁ～」「おお、いつもわりぃなぁ～」みたいな。「実はさぁ、『柳（やなぎ）』を買ったんだよぉ」「いくらだった？」「\2,800-！！」「駄目だぁ、そんなんじゃすぐ歯が止まっちゃうわ～～」「俺も2～3万円のを欲しかったんだけど、売っていなかったんだよね～」ってこんな感じです。「柳」というのは、板金屋さんが常時手元に持っている万能ばさみの事で、7～8寸、つまり21～25cmくらいのはさみの事を言います。
このやりとりがやっぱりめちゃくちゃ居心地がいいというか、私の原点はやっぱり義理人情の職人なんだよなぁと確信しました。散々ご迷惑をかけ、奉公する事もほとんどなく飛び出してしまった私を今でも温かく迎えて頂き、その29年前に独立させて頂く時には貯金までして頂いていました。渡された通帳を見て「俺、こんな金持ち～？」って思ったのを思い出します。自分がして頂いた事を他の方にも施（ほどこ）させて頂くというか、それが親方をはじめとする全ての方への恩返しになるのかなぁと思っています。
そこで、「正直だいく！」に続く下の句を作りました。『人情だいく！』です。
「人情だいく！」とは、仕事をやらせて頂くって、その仕事への正直な姿勢や考え方、技術だけではなく、人間ってそれだけで割り切れないところがいっぱいあると思うんです。この人の仕事なら徹夜してでも間に合わせてあげようとか、逆にお金をたくさんくれるといっても絶対にやらないとか。人って感情がありますから、そこに寄り添える人、会社になりたいなぁと思いました。「人の痛みが分かる」これが一番なんだと思います。
本当は冒頭で触れたかったのですが、12/8の23：15頃に青森県で震度6強の地震が起こりました。青森県には以前うちの会社で勤めて頂いた堀内さんという建築士の女性が住んでいます。次の朝に「堀内さん大丈夫かなぁ」とLINEを送っている社員を見て、「それでいいんだよ」と思いました。
「人情だいく！」は人の痛みに寄り添います。見て見ぬふりをしません。お客様の夢の実現の為にあきらめません。一期一会を大切にします。まずは人のご縁に感謝します。等々です。今までも住宅ローンの通らないお客様を5年かけて夢を実現して頂いたり、予算のないお客様にいろんな提案をさせて頂いて実現をしたり、または災害時に物資調達に尽力させて頂いたりしました。これから社員も含めどこまで徹底していけるか分かりませんが、「正直だいく！」「人情だいく！」両翼をバランスよく進めていけたらなぁと思います。「人情だいく！」親方のお陰で自分でも凄く腑（ふ）に落ちた感じがしました。
来年も新年早々から全力ダッシュで頑張ります＼(^o^)／
今月はここまでです。 今年も1年ありがとうございました。少し早いですが皆さん良いお年をお迎え下さい。
最後にお得な情報をひとつ・・・「あんこのお菓子友の会」の情報を凄く頂いています。その中から、神奈川県横須賀市の「できたて屋」さんのいちご大福をプレゼントしたいと思います。私も頂いた事がありますが、ここのは今まで食べた中で1～2番に美味しかったです。それもいちごの大きいものが最高です！！今月は『できたて屋 超プレミアム苺大福』を5名の方にプレゼント致します、ふるってご応募下さい。事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し『できたて屋 超プレミアム苺大福』希望と記載してお申し込み下さい。 ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033
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(株)メテックス建築事務所 遠藤良二
