2025/04/10
縁(えん)ちゃんのひとり言 ~叔父とのずっと前から約束していた四国旅行について~2025.4月号



皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。
近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
先日、叔父と桜満開のなか四国旅行に行ってきました。私は四国は4年ぶりで、前回の時はこのコラムにもその時の体験や出会いについて書かせて頂きました。今月は私が少なからず影響を受けたこの叔父について少しお話させて頂きます^^;
ずっと前から約束していた旅だったのですが、旅好きで全国を飛び回り、旅慣れしている叔父の知識や体験談を聞きながらの旅は本当に楽しかったです。叔父にはお仕事を頂いたり、いろんな人脈のご紹介も頂いているお客様でもありますが、何といっても弊社のレクリエーション部長のような人で、今までにもいろんなアドバイスや提案を頂いています。その代表が秋の長野県安曇野市のりんご狩りです。もう始めてから10年になりますが、当時まだ健在だった叔母と一緒に「生まれたばかりの初孫にりんごをもがせてあげたい」という思いから安曇野の『りんごの木オーナー制度』に行き始めたと聞いています。そこに1回連れてって頂き、体験し、「これを弊社のお客様に還元させて頂いたら喜んで頂けるのでは・・・?」と思ったのが弊社のりんご狩りのはじまりでした。
また弊社のホームページのイベント欄にもご紹介していますが、「お客様との交流」という事で以前はバーベキューを企画した際に、子供たちに手作りのピザやバウムクーヘン作りを体験して頂きました。ピザはイースト菌を入れて発酵させて段々膨らんでいくところから始まり、伸ばし棒で生地を作り、野菜やベーコン等の具材を自分でトッピングしてチーズをのせて窯に持っていくという手順ですが、それを全部子供たちに説明をして楽しませてくれていたのもこの叔父なんです。作るまでをとにかく面白おかしくやるので、出来上がるのを楽しみに待つ子供の顔は何とも言えず、出来上がったピザの味は子供にとって格別なんだと思いました。
実はその時使ったピザ窯は持ち運びが出来る手作りでして、なかなかの優れものなんです。ドラム缶を縦に3分割くらいに切って補強し、それをまたドラム缶の形に組み立てが出来るように細工をします。中にピザを置く棚を作り下から火を焚きつけられるようになっています。もちろん中の焼き加減が見えるように開閉自在な蓋(ふた)まで付いているという凝(こ)りようなんです・・(笑)
それは叔父が長い間、造船業の現場職人に従事している為にそんな芸当が出来るんだと思いますが、いろいろ聞いてみると、ドラム缶程度の薄さの鉄板をバーナーで切っていくと必ず板が反ってしまい平らに切れず、ドラム缶の形に戻らないんだといいます。「切るのは簡単だけど形を残しながら切るのは結構大変なんだよ、鉄の事を本当に知らないとドラム缶の形には絶対に戻らないんだよ」と。いつもニコニコしている叔父がちょっと怖い職人の顔になる瞬間なんです。
またバウムクーヘンは竹の棒を手動で廻しながら生地を塗っていきます。塗って焼けたらまた塗って・・・と。手作りですから形はいびつかもしれませんが、バウムクーヘンになぜあのような模様が付いているのかは子供たちにとってそれを知る為の面白い体験になったと思います。その生地ですが、バウムクーヘンは卵白を混ぜて作るメレンゲがキモだといわれていますが、実はそこから体験して頂きます。生前の叔母の作る料理をみんなにふるまい自慢していたような、料理ひとつしない叔父がよくそんな事を知っているなぁ~と感心しますが、子供たちの為には妥協が無いんだと思います(笑)
叔父は川崎市に住んでいますが、子供たちの扱いに慣れているのは実は川崎市で子供会のボランティアを長くやっているからなんだと思います。私も何回もその活動を見学させて頂いていますが、本当に子供たちが素直なんです。私は旧清水市の宍原(ししはら)というド田舎で育ちましたが、大都会の川崎の中に宍原があるような素朴で可愛げのある子供たちをいっぱい見ました。そこにいる大人たちにちゃんとあいさつが出来る、常識的な子供たちなんです。「すげぇなぁ~」と思ったのを思い出します。「子供会をやっていると、親が手をかけて育てている子とそうでない子はすぐに分かるもんだよ、親が教えられないところのサポートをしてあげるんだよ」とも。
子供会にたずさわってから今年で45年になると言っていましたが、30年の時に川崎市から表彰を受けました。その時はまだ叔母も健在だったので内助の功という事で仲間が叔母のところに花束を届けて頂いた事がこの上なく嬉しいと言っていたのが印象的でした。
弊社には『子育て世代絶対応援!』というキャッチフレーズがありますが、子供のいない私は当然に子育ての経験がありません。しかし会社でこれを謳(うた)うにあたって、この叔父からの経験や教えは必要不可欠だったと思います。
その他にも、私が若い頃から生意気にJAZZを聞いたりオーディオに興味があったのは全てこの叔父の影響なんです。インターネットがまだ無い頃から旅行にしても、車、バイク、オーディオ等々、とにかくビックリするくらい詳しいんです(笑)
最近LINEはやりますが、それ以外のインターネット関係は一切やりません。超アナログですが、今でもどこを切り取っても相変わらず詳しいんです^^;

今回の旅行は四国といっても香川・愛媛県だけでしたが、印象的だったのは四国の入口と出口が絶景だった事です。淡路島からは入った事があったので、今回は岡山県倉敷市から「瀬戸大橋」で香川県に入り、帰りは愛媛県今治市から「しまなみ海道」で帰ってきました。今回の旅行の一番の目的がしまなみ海道を走る事でしたから出口は決まっていましたが、入口はずっとずっと前から叔父ご推奨の倉敷市の「鷲羽山(わしゅうざん)展望台」からスタートしました。行った事のある方は分かると思いますが、とにかく凄い!!感動します。だから瀬戸内海はいいんだよ!!って思えるところですっ(^^)/
出口のしまなみ海道は自動車道に乗る前に「来島(くるしま)海峡展望館」に寄りました。しまなみ海道を象徴する「来島海峡大橋」を間近で見られる絶景SPOTなんです。そのすぐ上に「糸島展望台」というのがあるのですが、10分ほど山を登ります。人工関節の入っている脚の悪い叔父にはどうかな?と思いましたが、頑張って登ってもらいました。まぁ、それはそれは絶景で・・・。言葉を失うとはこういう事だねってくらい良かったです。叔父も登って良かったと言っていました。皆さんも是非行ってみて下さい。
4年前の旅で出会った2人の知人にも再会させて頂きましたが、食事をご馳走になったり、手土産を頂いたり、街を案内頂いたりと本当に良くして頂きました。2人とも会うのは4年前以来の2度目なのに・・・。人のご縁は会った回数じゃないなと思いました。前回の時に書かせて頂きましたが、再会した1人の知人の住む香川県善通寺市は亡くなった叔母(叔父の姉)が住んでいたところで凄く親しみのある街ですが、その知人のご主人はなんと叔父の勤めていた横浜市の造船所の隣のドックで建造された特別船に乗務されていた方だそうで、以前ご夫婦で叔父の家のすぐ近くに住まれていた事も分かりました。昼食をご馳走になりながら何となく話した事ですが、4年間知らずに今回初めて知りました。本当悪い事は出来ないというか、どこで繋がっているのか人のご縁は凄いですね(*^-^*)
ただその時に叔父が饒舌(じょうぜつ)になったのは言うまでもありませんが(笑)
四国の道中記(どうちゅうき)はまたの機会に書かせて頂こうと思いますが、弥次さん喜多さんも真っ青なとにかく楽しい珍道中でした。
今月はここまでです。いま桜が綺麗ですね、皆さんお身体ご自愛下さい。
最後にお得な情報をひとつ・・・せっかくなので今月は讃岐うどんをプレゼントです。ネットで讃岐うどんを検索すると人気№1が『須崎食料品店』と出てきます。前回も今回も実際に行って食べてきました。№1を納得したので『須崎食料品店のうどん』を5名の方にプレゼント致します、ふるってご応募下さい。事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し『須崎食料品店のうどん』希望と記載してお申し込み下さい。
ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033

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(株)メテックス建築事務所 遠藤良二