2020/09/11
縁(えん)ちゃんのひとり言 ~安倍総理辞任、半沢直樹、ANAハワイ線再開~ 2020.9月号
皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。
先般の台風で被災された方々に謹んでお悔やみ、お見舞い、また近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
さて、先月の8/28に体調不良の為に安倍内閣総理大臣から突然の辞任発表がありました。以前から体調不良が伝えられておりましたので大事にして頂きたいと思います。
安倍総理の第二次内閣以降の連続在職日数はなんと2,822日で最長。第一次政権を含む通算では3,188日、なんと約9年弱もの間総理大臣をやっていた事になります。歴史に名を残したレジェンドですね。当日は17:00より辞任の記者会見が行われました。
記者会見では当然のように読売、朝日、日本経済、産経、毎日等の日本の錚々(そうそう)たる新聞社、そして日本、朝日、TBS、フジ等の日本の錚々たるテレビ局等が揃い、質疑がありました。約20組程でしょうか?どの記者の方も想像がつくような質疑をしておりました。なるほどなぁ~と聞いておりましたが、私はそこで少し違和感を感じました。いままで日本のトップとして国民の為にお仕事をして頂いた一国の首相に「お疲れ様でした」等のねぎらいの言葉をかける記者が一人しかいなかった事です。昨今マスコミのレベルがめちゃくちゃ下がったといわれていますが、「やっぱりなぁ、これだな」と思いました。自分達は偉いと勘違いされているんでは?とさえ思いました。それとも坊主憎ければ袈裟まで憎いのでしょうか?
唯一、安倍総理の労にねぎらいの言葉をかけたのは、中国新聞社の下久保さんという記者だけでした「総理、お疲れ様でした」と。
なんか凄く救われた気持ちでした。
質疑の内容は、終戦から75年、オバマ大統領の広島訪問の話から平和について後世に伝える使命についてどう考えているか?といった内容だったと思います。
マスコミも若い記者を送り込んでいるところがありましたが、約9年もの間日本のリーダーを務めて頂いた方の最後くらいは部長クラスが出席するのが礼儀ってもんじゃないのかなぁと思いました。 私がまだ20代の頃に、ある会社の役員を務める方に言われた事ですが、「週刊誌なんか所詮、二流大学の文学部しか出ていないような奴が、ちょっと身に付けた知識で偉そうに書いてるだけだ、そんな記事に影響を受けるな!」と言われたのを思い出しました。
全国版の週刊誌の編集長を務めた知人もおりますので、決してそんな事はないと思いますが・・・^^;
でもちょっと人としてのレベルの低さは間違いなく感じました。
以前、うちの会社に来社されたメーカーの担当者のあまりの配慮と常識の無さ、上から目線に本当に腹が立ち「あんたの胸についてる横向きの会社のバッジを外してから、もう一度出直しなっ。あんたはそのバッジを外してうちの事務所の敷居(しきい)をまたげるのかい?」と嫌味を言った事があります。因みに建築用語的にいえばうちの事務所には『敷居』はありませんが・・・(笑)
凄いのは会社であって、あんたが凄いとは限らない。大手メーカーに勤めているからといって勘違いするな!と伝えたかったのです。
総理の記者会見も、各新聞社、各テレビ局の担当した記者の上司の指導力と人間力の無さを感じました。自分の会社の新聞が、雑誌が売れさえすればいい、視聴率が上がりさえすればいい、それだけなんですね。だからレベルが下がるんだと思います。もう少しモラルと常識、そして使命感を持って魂の入った報道をして欲しいと思います。
安倍総理は確かにいろいろありましたが、やっぱり約9年もの間総理を務めるにはそれな
りの理由があると思います。辞任表明以降の安倍総理の評価は70%を超えて評価されています。人情というか、日本人のいい所だと思います。「もりかけ問題」「佐川氏の改ざん問題」等々、まだまだ闇に葬られては納得できない事はありますが、それは次期総理に明確にして頂くという事で、私は人として安倍総理の労はねぎらいたいと思います。
「安倍総理、長い間お疲れ様でした」
次期総理、つまりポスト安倍をめぐり3名の候補者が出ました。何となく次期総理は決まっているようですが、正式に決まるまでは何が起こるか分かりませんので触れずにおきます。ただひとつビックリした事があります。このまま順当に菅官房長官、つまり『令和おじさん』が次期総理になると、ファーストレディはなんと我々旧清水市の先輩がなる事になります。菅さんの奥様は清水出身の方で、清水東高校のOBと聞いております。ちびまる子ちゃん以来の有名人登場で清水の街が今一度盛り上がってくれると嬉しいです。
そんな意味でも、私は少し菅さんを応援しております(^_-)-☆
話変わって、いま私が面白いと思っているTVドラマは「私の家政夫ナギサさん」と「半沢直樹」です。ナギサさんは終わってしまいましたが、半沢直樹は本当に面白いですね。言わずと知れた『池井戸潤』原作のドラマですが、半沢直樹が困難に立ち向かっていくストーリーが痛快で視聴者を釘付けにしていると思います。
破綻寸前の「帝国航空」を「東京中央銀行」の半沢直樹が悪役に一泡吹かせながら再建に進むのですが、これは2010年に経営破綻したJAL(日本航空)の再生がモデルになっていますね。当時のJALは半官半民といって、社員は半分は公務員のような気持ち(親方日の丸だから倒産しない)で仕事をしていました。民間のANA(全日空)と違い、接客、整備、待遇等々全てがぬるま湯体質でいた結果、いつの日か銀行からの借入は自分達の力ではどうにもならないところまで膨れ上がっていました。
そんな時でも、パイロットは年収3000万円(ANAは1500万円位)という馬鹿げた事をしていましたし、8つもあった労働組合が各々主張しまとまるものもまとまらないという状況でした。その後、2兆3200億円という過去最大規模の負債額で倒産しました。
その後に京セラの稲盛和夫さんが尽力されV字回復させたのは有名な話ですが・・・。
その時に企業再生支援機構が銀行に90%の債権放棄(借金チャラにする事)を求めたが抵抗されたというのが半沢直樹の先週までの物語なんですが、実際には取引銀行は87.5%で債権放棄をし企業再生には関わりませんでした。1.6万人のリストラ、公的資金3500億円の導入があり痛みは伴いましたが、稲盛さんは「社員一人一人に当事者意識やチームとしての一体感を持たせる『意識改革』」だといわれ自ら現場に出て会社を蘇らせました。
結果、機内のCAさん達は自分が使う紙コップに名前を書いて使う等までの無駄遣いを戒め、節約に努めたそうです。うちの事務所には、JALが再建時に各オフィスに貼っていたいう「意識改革」の為の稲盛和夫さんの言葉が飾ってあります(^^;
半沢直樹のこの後のストーリーが楽しみでなりません。
結びに、飛行機といえばANA(全日空)が10月からハワイ線を再開という嬉しいニュースが入ってきましたね。取り急ぎ月に2往復だけですが大きな第一歩だと思います。
コロナが終息して、また海外旅行が出来る日が来る事が待ち遠しいです。
今月はここまでです(^_^)/
残暑が厳しいので熱中症等にお気を付け頂き、お身体ご自愛下さい。
最後にお得な情報をひとつ・・・
今月は『100倍返し饅頭』をプレゼント致します。東京中央銀行 半沢直樹さんの名刺のおまけ付きで1箱9個入りを5名の方にプレゼントです(笑)
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