2020/05/10
縁ちゃんのひとり言 ~コロナ人権のお願いと日本・世界の政治家について~ 2020.5月号
近年各所で起こった自然災害で被災された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
また最前線で戦い続ける医療従事者の方々に敬意を表し、感謝申し上げます。
まず冒頭で『コロナ人権』について少し触れさせて下さい。
感染者への医療行為は自分も感染してしまうという一番ヤバイところで、それも医療従事者精神に則(のっと)って、正義感だけで仕事をしている。苦しんでいる人を助けたい一心で仕事をしている。誰だってそんなところで仕事をしたい訳が無い。でも苦しんでいる人を助けようと、何とかしたいと必死に最前線で戦ってくれている。家にも帰れず、家族にも会えない医者や看護師がたくさんいる。
それなのにその家族はコロナに感染している可能性が高いと、子供が保育園を拒否されたり、いじめに遭ったり、陰口を叩かれたり、不当な差別を受ける。
また、気を付けていたのに感染してしまった人、濃厚接触者、その家族に対する偏見、差別。休業や自粛要請中のDVや虐待。
絶対にやめて欲しいですし、言わないで欲しい。一人で悩まないで欲しいと思います。見かけたら見て見ぬ振りも駄目だと思います。【法務省HP『人権相談窓口』あり】
私にそんな事をいう資格は無いかもしれませんが、私はこの自粛期間に消毒液を配っていました。ある歯科医の先生に紹介された業者さんと、先輩の業者さんから譲って頂けたからです。約400ℓを配布させて頂きました。500ml~1ℓのボトルで約600本以上の計算になりました。従業員や仲間の力を借り、品薄のボトルを購入し、お客様から始まり知人という知人、東京の医療関係者、地元のクリニック、知人の看護師、保育園、障害者施設、子供会、社会人アメリカンフットボールチーム、京都の寺社等々のなるべく多くの方、施設に無償にて配布させて頂きました。
それは商売のパフォーマンスでもアピールでも何でもなく、ただ世の中の方に感染して頂きたくない、少しでも医療崩壊しない為のお手伝いだと思って行動しました。お金もかなり使いましたが何かできないかと思っていたところに、消毒液を譲って頂く人脈に恵まれました。これは使命だと思いました。少しでも貢献させて頂いているという自負から『コロナ人権』だけは本当に真剣に考えて頂きたいと声を大にして言いたい。
緊急事態宣言は大方の予想通り延長戦に入りました。せめて延長の理由と解除の条件をはっきりしてもらえれば国民も納得したり頑張れるとも思うのですが・・・。
どのみち長い付き合いになる事だけは確かだと思います。常にマスクを使用して、人との距離を保ち、なるべく接触しない。これが新しい常識になるのかもしれません。
TVで飛行機に搭乗の際も間隔を空けてシートが設置されるのでエコノミークラス症候群は無くなるとも。但しシート数が激減しますので飛行機での長距離移動はかなり高額な移動手段になるかもしれないといっていました。これから海外旅行は贅沢なものになるかもしれませんね。
自粛要請に応じないパチンコ屋が話題になっていますが、お店はともかく子供が外で遊ぶなと我慢しているのですから大人は我慢すべきだと思います。我慢できないなら、将来その子供たちに支えて頂く年金や社会保障は「いらない」と宣言して頂きたいものです。
今年のGWは「がまんウィーク」となってしまい、人の移動がほとんどなくなりました。JR各社は新幹線乗車率が10%前後、航空各社は倒産の危機になるあり様です。信じられませんでしたが原油価格がマイナス価格(もらってくれたらお金をあげますよ)状態になってしまい、世界中の経済が本当に止まってしまいました。
まずは感染を終息させ命を守るのが最優先ですが、経済が止まってしまっても人が死んでしまう事も事実なんです。
その為にもワクチンの開発をはじめ、PCR検査、抗体検査等を早期に大量に実現して頂きたいと思います。安倍総理はIPS細胞の山中教授に「国公立大学の検査システムを使えば一日に20万人の検査も可能なんですよ」とアドバイスを頂きましたが、まだ実現出来ていません。感染症の保健所の管轄が厚生労働省で、大学の管轄が文部科学省だからとか何とか・・・。なぜ対応が遅いのかはこのあたりに原因がありそうです、縦割り行政の弊害ですね。
助成金に関する事等でも、先日の家賃法案が遅れているのは、ポスト安倍といわれている岸田政調会長の顔を立てるかどうかで調整がつかないからといわれていました。「はぁ~??」と思いませんか?
つい最近、出口戦略の件で西村経済再生担当大臣と吉村大阪府知事とのやりあいがありました。「知事の権限・裁量を増やして欲しいと様々な要請・主張をされながら~。国が示さないから大阪が示すと、これは何か勘違いされているのではないかと思う。強い違和感を感じている」と。
国と喧嘩しても何の得も無い吉村知事が潔(いさぎよ)く「発信に気を付けます」と収めましたが、議論としてはどう考えても吉村知事に分があると思います。本来は国が諸外国のように自粛解除に向けての「基準項目」くらい示すべきだと思います。それでは8割おじさん(西村教授)をはじめ、日本の感染症のトップの『英知』を何の為に集めているのか分かりません。
吉村人気が高いのでいらだったのでは・・・?
Twitter(ツイッター)の書込みでも賛否両論ありましたが、「文句言ってる暇があったら動いてください!間違いなく吉村知事のスピードは早いです!」等々厳しいものが非常に多かったです。
また西村大臣がつい先日、スーパーを視察した事については疑問の声上がっています。大臣ですからたくさんのSPを引き連れ、カメラマン等のTV撮影のクルーが何社も入り『三密』になっていました。「なぜこの時期に、なぜ三密になるのが分かっていてスーパーに来るのか?」と。ポスト安倍を意識したパフォーマンスなら本末転倒、もっと考えて行動して頂きたいです。
世界がITを駆使して対応している中、日本はいろいろな業務が未だ紙ベースの対応で、それもスピードを鈍化させている理由のようです。台湾のIT担当大臣は、38歳の天才プログラマーで国民に必要なシステムをいろいろと一気に構築し提供しているそうです。彼の構築した「マスク在庫マップ」をはじめとする国の防疫対策は国民の80%が支持し、蔡英文(さいえいぶん)総統の支持率は74.5%になったともいわれています。中国との関係を気にして後手後手の日本に比べ、台湾は中国に忖度(そんたく)しない為、先手が取れたんですねっ^^;
一方、日本のIT担当大臣は会見で自身のホームページがロックされて開けないと言っていました。実はお金を払わずホームページを放置していたからロックされていたようです。違法アップロードの動画に「いいね!」を押したりしていた事も判明したそうです。永田町では「スマホが使える」が理由で任命されたと噂されているそうです。
以前にも書きましたが、今回の内閣は在庫一掃セールかもしれませんが、順番でなくちゃんと人選して頂きたい。順番待ちの不適格な大臣がいくらの給料をもらい、いくらの諸経費を使っているのかと思うと本当に腹が立ちます。政治家のメンツやプライドで決めるなっ!今回そのツケがまわっているとさえ感じます。国民の為にちゃんと働けぇ!!こんな何も困っていない議員らに、困っている国民の痛みが分かるとは思えません。
世界各国を見てみるとドイツの致死率の低さが際立っているように思います。メルケル首相はいま世界から非常に注目されています。マイクロソフト社のビルゲイツは「ドイツのメルケル首相は人命と経済、社会福祉のバランスを取りながら大局的に明確な対策を講じた」と言っています。出口戦略、ICUを増設、訪問診療をしたり等々とにかく決断の速さ!が功を奏しています。メルケル首相は元々物理学者からなのか数値目標を丁寧に国民に説明してきました。実行再生産数 (一人の感染者が感染させる人数)が国民の誰もが1.1人に感染させるなら10月には医療システムは崩壊しますと。そして現在の数値は0.65人です、素晴らしいですねっ!!
イギリスは最新の機器を使い一度に2000件の処理能力があるトレーラーハウスを、その
民間業者が政府に申請すると認可に約2ヵ月半かかるそうです。検査が必要なところに何処にでも持ち運べるという最大のメリットがあるにも関わらずそれでは間に合いません。
スピード感のなさだけが理由ではないと思いますが、ドイツとイギリスの人口100万人あたりの死者数は5倍の開きが出てしまっているそうです。
メルケル首相を筆頭に各国の女性リーダーは素晴らしい活躍をされています。
先ほどの、政府がマスクを買い上げて管理していた台湾の蔡英文総統、感染が広がる前に都市封鎖したニュージーランドのアーダーン首相、アイスランドのヤコブスドッティル首相、フィンランドのマリン首相、デンマークのフレデリクセン首相、ノルウェーのソールベルグ首相らに共通しているところは、決断の速さとしがらみ、同調圧力に屈しないところだと思います。それと重要なのは女性の実力を正当に評価する土壌があるという事です。いまこの時代、そしてこの対策には女性の目線は必要不可欠だと思います。
いま日本のリーダーには本当に国民の事を思い、つまらないしがらみやプライドを捨ててハッキリとリーダーシップを取って頂きたいと切に思います。
ある事情通の方にお聞きましたが、自民党内の二階幹事長、菅官房長官のペアは史上最強といわれ、半端なく力を持っているといわれています。安倍首相もそろそろ感があり、ポスト安倍の西村大臣、加藤厚労相の存在感も非常に薄く次がいません。なら世界で活躍する女性に見習って野田聖子さん、小渕優子さんで新鮮さと斬新さを出せばいいと思う。
二階、菅、この二人の側近がいれば大丈夫!選挙に勝てる!と。
しかし、今の野党なら誰が相手でも負けないか・・・(笑)
今月はここまでです。寒暖の差が激しい日があります、皆さんお身体ご自愛下さい。
最後にお得な情報をひとつ・・・
『消毒液とマスク』にはたくさんの応募ありがとうございました。発行3日目で20人を超えてしまい、結局応募者全員に届けさせて頂きました。今月はもう一度『消毒液500ml』と、地元業者の協力もあり静岡の5月といえば『初摘み新茶100g』をプレゼント致します。『消毒液』は20名の方に、『新茶』は3名の方にプレゼント致します。
事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し、『消毒液』『新茶』と記載してお申し込み下さい。
ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033
会社で毎日ブログをアップしています。
もしよかったら読んで下さいねっ!コメントとか頂けると嬉しいです。
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