縁ちゃんコラム

enchan's column

2022/01/11

縁(えん)ちゃんのひとり言 ~成人が18歳に引下げになる事と箱根駅伝観戦について~ 2022.1月号(新春号)

皆さん、『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。明けましておめでとうございます、本年も宜しくお願い致します。
近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

また新しい年が始まりました。今年の最大の関心事は何といっても4月から「成人が18歳に引下げになる事」ではないでしょうか?世界的には18歳での成人がグローバルスタンダードなんですが、日本は遅ればせながらといった感じです。これからいろいろな契約やクレジットカード作成が親の同意なしに出来る事になります。結婚は以前女性は16歳から出来ましたが、男女共に18歳以上になります。一方で、飲酒や喫煙、競輪・競馬等の公営ギャンブルはこれまでと同様に20歳までは禁止のままだそうです。パチンコは18歳になればOKで競輪はダメという線引きがよく分かりませんが・・・(笑)
今回140年ぶりに成人の定義が見直された訳ですが、成人といえばその昔の『元服(げんぷく)』にあたります。徳川家康の元服は14歳といわれています。織田信長は13歳、武田信玄は16歳、なんと伊達政宗は11歳といわれています。時代は違いますが、そう考えると18歳はそんなにおかしな話ではないのかなと思いました。
ちなみに2022年4月1日に18歳、19歳に達している人は、その日から新成人となるそうです。少子化の昨今ですが、新しく大人になっていく新成人の皆さんには頑張って日本に貢献して頂ける大人になって頂きたいと思います。だってこれから我々の年金を支えて頂かなければなりませんから・・・(笑)改めまして、成人おめでとうございます。

私のお正月の楽しみのひとつに「箱根駅伝」があります。長距離競技は時間が長いし何が面白いのぉ~と15年位前までは何とも思わなかったのですが、川崎市に親戚が多く2区と9区の鶴見中継所のすぐ近くに叔母の家があり、ちょっと観に行ったのがきっかけでその魅力の虜(とりこ)になってしまいました。初めて見たタスキはとにかく綺麗でビックリしましたし、感動しました。とにかく面白いんですヽ(^。^)ノ
今年は往路(おうろ)の結果を見て、復路(ふくろ)はシード権争いがたぶん面白いなぁと思い、ちょっと観に行っちゃおうと決めました。実は復路の1月3日は私の父親の命日で朝イチでお墓参りに行き、その足で9区の鶴見中継所に向かいました。新東名のインターチェンジが近いのですんなり高速道路には乗ったのですが、途中2箇所の事故渋滞で鶴見中継所が間に合わなくなってしまい、急遽そのまま東京の京橋まで向かいました。ゴールまであと1.5km位の日本橋のちょっと手前辺りで観戦する事ができました。
今年は大方の予想通り青山学院大学の圧勝で幕を閉じました。2位以下に10分以上の差をつけた大会新記録でのぶっちぎりの優勝でした。
青山学院は10区間全てにエントリーされた選手全員が「花の2区」と呼ばれるどのチームもエース選手を配置する区間にエントリーが可能といわれるほど厚い選手層でした。順当に往路を優勝し、復路も順当に優勝しました。スポーツ新聞で見ましたが、各大学には箱根駅伝自体の補欠にもエントリーされない選手がたくさんいますが、青山学院はその選手達だけで、つまり2軍にも入れない3軍で1チーム作っても10位以内のシード権が確保できたのでは?といわれています。本当に本命中の本命が順当勝ちだったという事です。青山学院大学の時代はしばらく続きそうですね。

箱根駅伝の面白さは何と言ってもそのルールにあると思います。優勝争いをしなくても、選手やチームのモチベーションが下がらないようなルールがあります。
まずは『10位以内のシード権』だと思います。10位と11位では天国と地獄の差になってしまいます。10位に入るとその時点で来年の出場が約束されます、つまり来年1年を箱根駅伝の本大会だけに照準を絞って調整することが出来るんです。4年生が後輩の為にシード権を残そうと死に物狂いになって10位以内に入ろうと走る姿は、他のスポーツには無い感動があります。高校野球で甲子園で優勝しても来年はシード権なんて無く、どのチームも県予選からですよね。いくら名門で強い大学でも、予選では何が起こるか分からないので怖いんです。名門校がエントリーした1人のレース中の体調不良で予選を勝ち上がれなかった例は山ほどあります。
今年は東海大学が10区で、選手が「低血糖症」を起こし8位から11位に転落しました。残り1kmの所で法政大学が逆転しシード権を獲得しました。抜かれた東海大学の吉冨選手の心情を考えるとあまりにも非情で責任を感じてしまっているんだろうなと思い、可哀想に思いました。しかしそのドラマが箱根駅伝の面白さでもあると思います。あの夢の大会に出たくてキッチリ調整をしてきているのにレース中に体調を崩したり、足に支障が出たりと、やっぱり我々が思っている以上に過酷なんですね。
次に『繰り上げスタート』だと思います。駅伝は基本的にはスタートからゴールまで1本のタスキを繋いでいくのですが、大会のTV中継の時間や交通規制の関係等で復路では首位から20分以上の差がつくと繰り上げスタートといって、前の走者が到着する前に次の走者が強制的にスタートさせられる、つまり1本のタスキが繋がらないという残酷なルールがあります。今年もあと7秒というところで日本体育大学が繰り上げスタートになってしまいました。
10年位前に9区の鶴見中継所で観ていた時、周りの観客がラジオを聞きながら「間に合うかなぁ~」「ギリギリでどうかなぁ~」とざわついた事があります。「いま鶴見川を渡ったらしいぞっ」と、国学院大学だったと思いますが、直線で段々選手が見えてくると「おっ、間に合う間に合う!!」と周辺の観客はどこの大学かなんて全く関係なく「間に合う間に合う、頑張れ頑張れっ!」と辺り一帯の観客が大声で応援し、カウントダウンを始めました。「8、7、6、5、4、3~」なんと2秒前にタスキが繋がり、観客が一体となって万歳をして喜んだ経験があります。その時はめちゃくちゃ感動しました(≧▽≦)
仲間のタスキを繋ぐという事は、勝ち負けではないんですね。大袈裟かも知れませんが、「魂が繋がった」とさえ思いました。その時から復路9区のファンになってしまいました(笑)今回の日本体育大の繰り上げスタートも9区でしたね・・・。
あとは『区間賞』でしょうか。チームの成績に関係なくその区間の一番早かったタイムの選手がそれにあたります。下位を走る大学の選手もモチベーションを保てますよね。
下位といえば今年初出場だった駿河台大学は、4区で31歳の元教諭の今井選手が教え子に師弟タスキリレーをするという話題のシーンがありました。そして10区の阪本選手のゴールシーンでは20校中、総合19位のテープでしたがガッツポーズをしてゴールテープを切りました。ゴール後すぐに「凄く楽しかった!」という何とも言えないすがすがしい顔が忘れられません。学生はこうでなくちゃと思いました。駿河台大学はこれから箱根の常連校になって欲しいなぁと思う大学でした。
私は若い頃から川崎市の親戚をよく訪ねていた事もあり、コースのほとんどをよく車で通っていました。箱根から川崎までは地名も分かり土地勘がある程度あるので余計に面白く感じるのかも知れません。皆さんも一度「生(なま)箱根駅伝」を観たら私のようにファンになってしまうかも知れませんね。
今月はここまでです。皆さん本年も宜しくお願い致しますm(__)m

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