縁ちゃんコラム

enchan's column

2022/11/10

縁(えん)ちゃんのひとり言 ~清水エスパルスJ2降格とサッカー王国静岡崩壊?~ 2022.11月号 

皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。 近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

東京ディズニーリゾートが3年ぶりに恒例イベント「ディズニークリスマス」を開催する旨のニュースをやっていました。東京ディズニーランド内のワールドバザールには巨大なツリーが復活しました。まだ一部に制限があるようですが、世の中が何となく元に戻ってきたような、そんな感じがしますね。
私は一年の中で一番好きな季節が秋なんですが、クリスマスなんて聞くと冬ももうすぐ間近なんですねっ・・・(笑)
11月はうちの会社の恒例イベントのりんご狩りがありますが、第2・3週の週末に行ってきます。りんご狩りももう10年位になりますが、安曇野市の「大倉農園」さんには毎年無理を聞いて頂き、本当にお世話になっております。という事で今月のプレゼントは恒例の「りんご」という事で・・・\(^o^)/

実は先日、我が清水エスパルスのJ2降格が決まってしまいました。正直言って、非常にショックでした。J2に降格するのは2度目なんですが、J2に一度落ちてしまうとなかなかJ1に上がってこれないという現実があります。Jリーグ等のサッカーに詳しい方なら理由が分かると思うのですが、サッカーの内容がかなり違うんですね。J1で戦っていたんだから下のカテゴリーでは楽勝では?と思うかも知れませんが、J2の戦い方に慣れているチーム、またはそれに慣れて順応したチームが勝ち上がってきます。
過去にカズ、ラモス、北沢、武田、柱谷選手等のスター軍団でJ1で活躍した名門「東京ヴェルディ(当時はヴェルディ川崎)」は2009年に2度目の降格をしてからはなかなかJ1には戻れず、J2が指定席のようになってしまっています。ジェフユナイテッド千葉(当時はジェフユナイテッド市原)も1992年のJリーグ開幕の10チーム(オリジナル10)の1チームですが、同じくJ2が指定席になってしまっています。長野県の松本山雅(やまが)FCに至っては元J1ですが、今はJ2よりも一つ下のカテゴリーのJ3で戦っています。ちょっと調子を落とすとJ3も見えてきてしまう非常に怖くて辛(つら)いカテゴリーなんです(◞‸◟)

大分トリニータというチームは「ナビスコ杯(現在はYBCルヴァンカップ)」という大会のタイトルホルダーのチームですが、やはりJ3まで降格した経験があります。タイトルを取ったチームがJ2ならまだ分かりますがJ3まで落ちてしまうんです。ちなみにナビスコ杯の決勝の相手は清水エスパルスでした。当時の国立競技場にまで観戦に行っていましたがかなりガッカリした事を思い出します・・・(笑)
J1もJ2もどのカテゴリーもそうですが、残留すれば次の年にチームの仕切り直しが出来てもしかしたら優勝争いも可能かもしれないのに、降格してしまうと地獄の戦いが待っているという訳です。チームには必ず世代交代があるのでどのチームにも難しい年があると思いますが、若いチームがそれを乗り切ると次の年は監督の戦術が浸透してチャンスに変わる事があります。だから死守しないと駄目なんですよね・・・(涙)
鹿島アントラーズと横浜F・マリノスにあまり残留争いの話を聞きませんが、改めて素晴らしいチームだと思いました。

7月号でも少し触れましたが、清水エスパルスは今年30周年を迎え「国立をオレンジで染める!」のキャッチフレーズで新国立競技場に56,000人の観客を集めてホームゲームを行いましたが、その記念の年に厳しい厳しい現実を突きつけられてしまいました。来期はJ2で下のカテゴリーですから、主力選手の流出は必至だといわれています。J2に降格したチームなのに、皮肉な事に清水エスパルスには日本代表の正ゴールキーパー「権田修一」選手と、今期の得点王がいます。「チアゴ・サンタナ」という選手です。歴代の外国人助っ人でとにかく一番だと思います。単に得点王で得点をいっぱい決めたからだけではなく、守備での貢献も非常に大きく、身体も強くボールを相手に取られない凄く上手い選手なのですが、それより何よりとにかく一生懸命なんです。彼を観たくてスタジアムに行っていたといっても過言ではありません。最終戦のコンサドーレ札幌戦では負けた後に号泣していましたが、その試合でも得点を決めて力を出し尽くした結果なので観ているこちらも胸が熱くなり、ついついもらい泣きしてしまいました(◞‸◟)
本当に素晴らしい選手で、今期のベストイレブンにも選ばれました。もっと強いチームにいたらあと10点は取っていただろうともいわれています。もうすでにJ1の他チームからオファーが来ているようで、来期はたぶん移籍になってしまうだろうといわれています。
権田選手もチアゴ・サンタナ選手も、そして大好きな乾(いぬい)選手もみんな残って欲しいですが来期はどうなる事やら、本当に心配です・・・。

今期の清水エスパルスがこんな結果になってしまった要因は、勝ち点を粗末にし過ぎた点にあると思います。今更サッカーの専門的な話をするつもりはありませんが、ロスタイムに9試合得点を入れられています。その結果、勝ち試合を引分けにしたり、引分けを負け試合にしたりしました。9試合というのはワースト記録らしいのですが、8試合が勝ち点に関係していました。もしロスタイムに失点が無かったとすると勝ち点45で9~10位の成績になりました。相手がある事ですからそう簡単にはいかないと思いますが、本当に何とかならなかったのかと悔いが残ります。
元日本代表監督の岡田武史さんの講演を聴きに行った事がありますが、講演の中で『勝負の神様は細部に宿る』と言っておられました。約20年前の事ですが、凄く心に残っています。「小さなこと、細かいことをおろそかにしてしまう事で、大きな目標を逃してしまう事がある。だからこそ細かいこと一つ一つにこだわって物事に取り組むことが大切である」という事だと思います。サッカーコートの周りでインターバル走を命じた時に、コーナーフラッグ(旗)の内側にショートカットして走る選手とちゃんと旗の外側を走る選手がいて、私は迷わずちゃんと外側を走る選手を使うと言われていたのを思い出します。「大した事ではないけれども、そういう所に勝利の女神はいるんだ!」と。
清水エスパルスは、いい選手がいても勝てない、勝負どころで流れが来なかったのはきっとその辺りにも問題があったのではと思いました。
今期17位・18位で清水エスパルスとジュビロ磐田がJ1から降格し「サッカー王国 静岡」からJ1チームがなくなりました。1999年は1st磐田、2nd清水が優勝でチャンピオンシップを対決した静岡の絶頂期でしたが、それももう過去の話ですね。サッカー王国なんて厚かましくていえません・・・(^^;
降格2チームが静岡県で、優勝・準優勝がとなりの神奈川県の2チームなのも何か時代の移り変わりの象徴のような気がします。来期は厳しい戦い必至ですが、何とか1年でJ1に昇格して欲しいと願うばかりです。頑張れエスパルス!!
今月は以上です。
朝晩めっきり寒くなりましたね、季節の変わり目ですからお身体ご自愛下さい。

最後にお得な情報をひとつ・・・
今月は11/12から安曇野市 三郷小倉地域にリンゴ狩りに行きますので、恒例のりんご祭りをやります(笑)
『安曇野りんご5kg箱入』を10名の方にプレゼント致します。
事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し、『安曇野りんご』希望と記載してお申し込み下さい。ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033

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