縁ちゃんコラム

enchan's column

2022/04/11

縁(えん)ちゃんのひとり言 ~キエフの大門と藤子不二雄Ⓐさんのご逝去について~ 2022.4月号

皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。
近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

日本各地で桜が満開になり日本がいちばん日本らしい季節になってきましたね。毎年の事ですが、やっぱり桜はいいですねぇ~本当に素敵です(*^-^*)
私は花が好きで時々時間を作って花を見に出掛けます。自分でも不思議な感覚だったのですが、よくよく考えてみると私の花好きは父親の遺伝かな?と思うほど、私の父は花が好きで毎年いろんな花を庭に咲かせ、家族を楽しませてくれました。一本の木から何色もの「桃の花」を咲かせたり、手入れが難しいといわれている「藤の花」も綺麗に咲かせていました。父が他界した次の年から「藤の花」はピタっと咲かなくなったのを思い出します。やっぱりツルの切り方とかやり方があるんですね、花は正直です・・・(笑)
これから夏に向けて、花好きの人にはたまらない季節になっていきますね。

ウクライナの戦争がなかなか収まりません。武器を持たない人達が戦争の犠牲になるのは本当に胸が痛みますし気の毒だと思います。政治的な問題はあまりよく分かりませんが、一日も早く停戦になって欲しいと願うばかりです。
先日、「停戦交渉」をトルコ・イスタンブールで行うとかニュースでやっていましたので、ちょっと言葉の意味が気になり調べてみました。「戦争をやめる」という意味の言葉には「停戦」「休戦」「終戦」という言葉がありますが、各々意味が違うそうです。
まず「停戦」とは一時的に戦闘行為をやめる事をいうそうです。「休戦」は双方が停戦に合意して戦闘状態を終わらせる事で、「終戦」は平和条約を結んで戦争を終結し、国交を回復する事だそうです。日本人の我々には「終戦」という言葉しかピンとこない感じですが、意味を調べたら「なるほどなぁ~」と思いました。
日本は戦争に負け、軍人230万人、一般人80万人が戦没し、食料難等で終戦後は酷い目に遭いました。しかし終戦後に先人たちの血のにじむような努力によって経済復興、高度経済成長を迎え世界有数の経済大国になりました。
今現実に起こっている悲惨な状況をテレビやインターネット等で見ると、日本の過去もこうだったのかなぁ~と思ってしまいます。日本では70年以上前の話ですよね・・・。今の近代社会を考えるととても複雑です。
先月ニュースでウクライナのパラリンピックの選手が「パラリンピックから戦場に」というのをやっていましたが、いったいどんな気持ちだったのだろうと思いました。オリンピック・パラリンピックは平和の祭典のはずでは・・・。 戦争ではない、もっと違った形で本当に何とかならないものかと思ってしまいます。

ウクライナという国は日本人にとってはちょっと馴染みの薄い国かも知れませんね。棒高跳びの第一人者のブブカ選手、またはサッカーの好きな方なら英雄シェフチェンコの名前はすぐに出てくると思いますが、本当に素晴らしい華麗なプレーヤーでした。いまインターネットを見るとシェフチェンコが母国に対する思いを世界に向けてメッセージを発信するみたいな事がいっぱい出てきます。「戦争を止める為に、私は働いている。私に出来る事があれば何でもやる」と涙ながらに訴えています。「首都キエフを守るんだ!」と。 首都キエフといえば・・・
ムソルグスキー作曲の「展覧会の絵」という有名な組曲がありますが、たぶんクラシック音楽を聴かない方でも冒頭部のトランペットのメロディを聞けば「あ~、知ってる知ってる」となる思いますが・・・。その組曲「展覧会の絵」の最後の章に『キエフの大門』という楽章があります。物凄く盛り上がるエンディングが特徴の楽曲なんですが、この部分をよく聴くとどこかで聴いた事のある曲である事が分かります。クラッシックを聴かなくても、誰でも知っているとなるとたぶん世界中では日本人だけだと思いますが(笑)
実は『ナニコレ珍百景』という人気バラエティー番組がありますが、その珍百景が段々見えてくる時のBGMですが分かりますかね?
♫ジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャ~~~ン♫
で「珍百景の全貌」が見えるあの演出のBGMですっ!(^O^)/
意外なところで日本にはご縁(えん)がある事が分かった時、自称「縁(えん)ちゃん」を名乗る自分としてはちょっと嬉しい瞬間でもありました。戦争が始まってからですが、仲の良いあるお店のマスターに「遠ちゃんはクラッシックをやっていたって聞いたけど、これ知ってるかぁ~?」と教えて頂きました(^^;
是非YouTube等で『キエフの大門』か『ナニコレ珍百景』で検索してみて下さい。

先月の西村京太郎さんといい、今年はどうもこのコラムの締め切り間近になると、少なからず影響を受けた有名人が亡くなってしまうようです・・・(◞‸◟)
今月は、漫画家の藤子不二雄Ⓐさんが88歳でお亡くなりになりました。既に1996年に他界された藤子・F・不二雄さんと『藤子不二雄』という共同ペンネームで最初はご活躍されていました。皆さんご存じの「オバケのQ太郎」はお二人を有名にした合作作品の最高傑作ですよね。TVニュースで「オバケのQ太郎」は1964年の発表といっておりましたから、私の生まれる前の作品、また前回の東京オリンピックの開催された年に発表された作品という事になります。あの時代に誰でも知っている作品というのは凄い事だったと思います。
私が子供の頃に、ペンネーム『藤子不二雄』は二人なのは知っておりましたが、まるで一人で書いているかのような名前にしていたのには、ペンネームに「不二」の漢字をあてて「二人で一人」の意味を込めたからだそうで、「二人なら何とかなるかも・・・」と上京したからだそうです。お二人は小学校の同級生なんですが、二人ともいじめられっ子だったらしく、また母子家庭という境遇も重なってすぐに打ち解けたそうです。
藤子・F・不二雄さんの代表作品が児童向けの「ドラえもん」「パーマン」に対し、藤子不二雄Ⓐさんの代表作品は「忍者ハットリくん」「プロゴルファー猿」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」と、ちょっと「ブラックユーモア」が入った大人向けもありみたいなタッチで微妙に作風が違っているんですよね(笑)

我々が子供の頃に楽しませて頂いた作品は一生心に刻まれていますし、夢中にさせて頂いた事に感謝するばかりです。本当に面白かったです!
藤子不二雄Ⓐさんには謹んでお悔やみ申し上げます。天国でもコンビを組んで頂きたいですね、お二人に対し『藤子不二雄 永遠なれ!』
今月はここまでです。桜の花は散り際も素敵ですね、皆さんお身体ご自愛ください。

最後にお得な情報をひとつ・・・

今井雄大『ユルかわ!最強折り紙』の本にはたくさんの応募をありがとうございました。本当に中身が凄く、大反響でした。第二弾も計画したいと思いました(^_^)/
今月は、昨年めちゃくちゃ美味しかったと大反響だった『台湾パイナップル』を10名の方にプレゼント致します、ふるってご応募下さい。日本のパイナップルとは違い芯まで柔らかくて、美味しさがちょっと違うんです(^^;
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