2025/02/10
縁(えん)ちゃんのひとり言 ~埼玉県八潮市の道路陥没事故とイチローの米殿堂入りについて~2025.2月号



皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。
先月のイチゴの応募には本当にたくさんの方々にご応募を頂きまして、ありがとうございました。ひとつは栃木県のお客様に当たったのですが、お届けする際に「栃木県の方にイチゴをプレゼントするのにはちょっと勇気がいるなぁ~」と思いました。静岡県もイチゴの生産は全国的に有名ですが、栃木県には何といっても「とちおとめ」という日本一生産量が多いといわれる有名なイチゴがあり、それがまた美味しい品種ときていますから、ちょっと送りづらいなぁなんて思ってしまいました^^;
いつもたくさんの応募ありがとうございます、改めて感謝申し上げます。
さて1/28に埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故ですが、本当に困った状況が続いていますね。これを書いているのは2/9ですが、今日現在、事故に遭われた運転手さんの救出のニュースはまだ入っていません。それどころかまた崩落のおそれがあるという事で捜索を中断してしまいました。TVの番組でも実験装置を使って説明をしていましたが、地下で陥没が起こりそこに水が流れ込むとドンドン崩れ始め、空洞化してしまうようなんです。その連鎖を止める術(すべ)がなく、最悪な状況のようです。運転手さんは落ちたばかりの時は反応があったらしく、行政の対応等に意見するつもりはありませんがもっと早く何とかならなかったのかと勝手に思ってしまいます。ただ凄いなと思った事もあります。下水管内に反対側からドローンを飛ばし、陥没現場から100~200m先にトラックの運転席のようなものがあると確認をした事は、いまどきだなぁと思ってしまいました。下水管の中は硫化水素の濃度が高いといわれていて、人が救助に入るには崩落の他にもかなりリスクがあり、二次災害という最悪の結末もある以上慎重に行動せざるを得なかったと思います。よくレスキュー隊や消防隊員、または自衛隊員の方々は正義感から「私が行きます!」という隊員が多いと聞きますが、それを「待て!」と判断された指揮官の勇気というか冷静さを私は支持したいと思っています。SNSでもいろんな意見が飛び交っていますが、人命救助が最優先だという事はみんな同じ気持ちのはずだからです。
最初は5mだった穴は今や40mになってしまい、あの大きな交差点の殆どが穴になってしまいました。まだ崩れる可能性があるらしく、近隣住民には避難を呼びかけているそうです。素人考えですが、まずは地盤の補強が最優先で崩落の危険を回避しなければ何も進まないような気がします。運転手さんの捜索と、周辺にいつもの日常生活が早く戻る事を願うばかりです。
私は毎月10日発行のこのコラムを書き始めて10年以上になりますが、2019年2月号に水道管の劣化問題は取り上げていました。先日読み返してみると、我ながら非常に分かり易い文章でほんの少しですが自画自賛してしまいました・・・(笑)
内容は水道民営化についてだったのですが、何故水道事業が民営化しにくいのか?といった事でした。その内容の一部ですが、
①高度経済成長期に水道のインフラを整備してから約50年が経ちました。
②水道管の耐久年数は約40~50年といわれています。
③経年劣化により最近水道管の破裂事故が多発してきています。
④水道事業は当たり前に国や地方自治体に管理運営が任されていますが、自治体の約33%はかかりの費用よりも収入が下回っている、つまり会社や事業でいえば『赤字続き』です。
⑤水道埋設管の改修更新費用は1kmで約1億円かかるといわれています。
⑥ただでさえ赤字経営をしている自治体には、その改修費用はとても捻出できません。
⑦だから自治体は水道料金を値上げをさせて頂きたいと思っています。その金額は今の料金の3~4倍でないと採算が合いません。
⑧なかなか公共の事業ではそこまでの料金値上げは理解して頂けないので、いっそのこと民間の業者に水道事業を経営して頂こう。
という内容でした。金額は2019年2月頃の試算で、いまはもっとかかると思いますが。
ただし「水道民営化」となると、企業はまずは利益を追求しますから大都市のように人がいっぱいいて採算が合う所は修繕しますが、採算が合わない所は修繕できませんという事なってしまう可能性がありますね。その為になかなか民営化というわけにはいかないんです。そうこうしているうちに5年の月日が流れ、今回の事故につながったわけです。なかなか根の深い問題だと思います。国交省が一斉に自治体に点検の号令を出したそうですが、前から分かっていたのに遅すぎですね。行政はいつも事故が起こってからしか動かず、責任を取りません。
たまたま埼玉県での事故でしたが、日本全国で下水管は総延長49万km、なんと地球を約12周分の距離が敷設されていて、どこでも起こりうる事で決して対岸の火事ではないと思います。これからの行政の動きに注目していきたいと思います。
この道路陥没事故が無ければもっとたくさん書きたいと思っていた出来事がありました。それは『イチローの米殿堂入り』です。ほぼ同時に日本でも野球殿堂入りしたのですが、このアメリカでの事は本当に凄いと思います。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、日本人がアメリカの大統領になるような事だと思っています。アジアで初選出で、1票だけ足りないほぼ満票での選出なんです。アメリカでほとんどの人が大統領はイチローでOK!といっているようなもんだと・・・やっぱりちょっと言い過ぎでしょうか(笑)
新聞に今まで2万787人大リーガーが誕生して、その278人が殿堂入りした。つまり1.3%の狭き門とありました。

日本で7年連続で首位打者になり、2001年に海を渡り野手としては初めてアメリカでのチャレンジが始まります。日本人はピッチャーでは大リーグでも割りと通用するかもしれないが、野手は難しいよねというのが大方の見方でした。パワーが重要視される大リーグではイチローのようなスタイルは評価されにくいはずでした。しかし寡黙というかストイックというか野武士のように練習を積み「唯一無二」という言葉がピッタリの選手として認められました。所属チームのシアトル マリナーズではイチローの功績を称え背番号の51番は「永久欠番」となりこれから先、他の選手が着ける事が出来ないという名誉を受けました。「サインをする時に51と書けるのが嬉しい」と言っていました。日本でも永久欠番なんて、読売巨人軍が一番多いですが「長嶋茂雄」「王貞治」等々、そうそうたるメンバーで確か球界全体でも20人もいないと思いました。とにかくアメリカで人としても愛され、認められ今回の名誉につながったと思います。私はイチローが引退した2019年の11月にシアトルに行った経験があります。Tモバイルパークというマリナーズホームスタジアムをバスの車窓から見ました。もうすでに引退していたイチローの肖像がスタジアムの外に凄く大きく現役の選手と同じ大きさで飾られているのを見ました。その時「やっぱりイチローって凄いんだなぁ~~~」と思ったのを思い出します。
記者会見では奥様と恩師の仰木(おおぎ)監督への感謝を話していましたが、「努力はもちろん、出会いと少しの運が人生には大きく影響すると改めて感じました」とも。 今月はここまでです。寒い日が続きます、お身体ご自愛下さいませ。
最後にお得な情報をひとつ・・・
2022年頃から東京(中目黒・渋谷・表参道他)で大人気のドーナツ専門店があります。天才といわれる平子良太氏がオーナーシェフの「I’m donut?」といいますがご存知でしょうか?平子氏は2年ほど前に大ブレイクしたマリトッツォの仕掛け人なんです。今月はその『「I’m donut?」のドーナツの詰合せ』を5名の方にプレゼント致します、ふるってご応募下さい。事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し『ドーナツの詰合せ』希望と記載してお申し込み下さい。
ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033

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(株)メテックス建築事務所 遠藤良二