2024/03/11
縁(えん)ちゃんのひとり言 ~縁(えん)ちゃんのひとり言~東日本大震災から13年と鳥山明さんTARAKOさんのご逝去~2024.3月号
お便り皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。
能登半島地震から2ヶ月経ちましたが、まだまだ断水が続いている地域があったり、被災地は普通にはほど遠い生活がいまだ続いているようです。インフラの整備が最優先とはいえ、水道関係は穴を掘って、埋め戻しての繰り返しで、一日になんぼも進めない工事になりますから本当に気の毒に思います。早期復興を願うばかりです。
被災、復興といえば、この3/11で東日本大震災から13年が経とうとしています。ここ2~3日でTVでもいろんな特集をやっていました。5歳で被災し真っ黒な津波を経験した高校生が、いま震災遺構で語り部(かたりべ)になっていたり、子供たちに地震の事を伝えていたりと。10年ひと昔といいますが、もうひと昔前の事なんでしょうか・・・?少し考えさせられる内容のものが多かったです。
福島県の除染についても全然進んでいない、道半ばの状況が続いているようです。帰宅困難区域が無くなるまでには何年かかるのか疑問に思ってしまいます。
あるTVの特集をみて「なるほど・・・」と思った事があります。私も帰宅困難区域で自分の家に帰れない人たちがいる以上、原発の再開は考えられないと今でもそう思います。ただ日本はあまりにも『反原発!』に躍起になりすぎて、原子力工学に立ち向かっていく若い人たちがいなくなっているというのです。それは先進国にとってはちょっと寂しい事だと思いました。原子力の進化は物凄いらしく、いまアメリカを筆頭に中国やロシアでも原子力の最先端をやっているのに、日本では次世代の興味まで無くしてしまっている。大人が意見を主張するのはいいと思いますが、次世代の興味まで奪うのはどうかと思います。日本の有能な研究者を育てるのも大人の役目ではないでしょうか?あまり政治の事は言いたくありませんが、選挙の為だけに原発を争点にするのはどうかと思いますね。反原発はじっくりやればいいと思いますが、原子力工学の研究は待ったなしです、素晴らしい研究者が誕生する事を切に願います。
改めまして、近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
3月に入り、たて続けにアニメ界に訃報が入りました。漫画家 鳥山明さんと声優のTARAKOさんです。
私は全く観ないとは言いませんが、アニメや漫画はあまり観る方ではありません。しかし世代的にいえば、鳥山明さんの『Dr.スランプ アラレちゃん』は凄く流行っていましたから、「んちゃ!」「ほよよ」のアラレ語くらいは使っていましたね(笑)
とにかく凄く流行っていましたから・・・。
少年ジャンプに掲載されて、彼が世界から評価されるきっかけになったのは何といっても『ドラゴンボール』ではないでしょうか。ドラゴンボールの累計発行部数は2億6000万部以上と言われて、内1億部が海外といわれています。孫悟空の「かめはめ波~~」のポーズを外国人の方々が真似をしたり、コスプレをしているところをよくTV等で見かけましたが、本当に面白くて好きなんだろうなぁと思って見ていました。
Jリーグ 横浜F・マリノスのマルコス ジュニオール選手(現:サンフレッチェ広島)がゴールパフォーマンスでよく真似ていたのが印象的でしたが、腕にタトゥーを入れるほど大好きなんだそうです。
サッカーといえば、イタリアの名門 ACミランが鳥山明さんを追悼したと新聞で見かけました。「悟空のようなエネルギーで、人生に挑戦し続けていきます。ずっと愛していました安らかに。鳥山先生」と。その他にも俳優のジャッキー・チェン、フランス マクロン大統領、なんと中国外務省報道官も哀悼の意を示したそうです(@_@)
私はあまり詳しくないですが、鳥山さんは普通の漫画家ではないですね。あまりにもいろんな分野、業界にたくさんの影響を残しました。漫画、アニメ、ゲーム、芸術の世界に出ていき、漫画が子供だけのモノだけでなく、本当のひとつの文化になる礎(いしづえ)を築いたパイオニアですね。
でも私が一番凄いと思うのは、ロボットがいろんな行動をして、人間に限りなく近い動きをする事や感情があるような動きをする事を当たり前のようにあの時代に既に描いていたという事です。アラレちゃんはまさに現代のAIロボットそのものではないでしょうか?彼がお亡くなりになって改めて考えましたが、鳥肌が立ちました。3/1だったそうですが、68歳はまだまだ、あまりにも惜しい年齢ですね。
TARAKOさん、言わずと知れた「ちびまる子ちゃん」の声優ですが3/4に急死されたそうです。唯一無二な声というか、声で命を吹き込むというのがピッタリの声優さんでした。今までにもこの声といえば・・・みたいな声優さんはいっぱいいたと思いますが、彼女の「ちびまる子ちゃん」も当たり役でしたね(*^-^*)
天真爛漫でちょっと冷めた視点を持った、ちょっと自己主張の強い小学生を演じて人気を博したわけですが、実は元々自分の声にはコンプレックスがあったそうです。まる子役は本当は違う声優に決まっていたんですが、さくらももこさんのイメージに合わなかった為にオーディションのやり直しになったそうです。その時に、さくらももこさんの目に留まり、まる子役に抜てきされたそうです。さくらももこさんと声が似ていた事がご縁だったそうです。アニメの「ちびまる子ちゃん」を観ているとたまに泣けるシーンがありますが、やっぱりそれはあのTARAKOさんの声なんだと思います。
日刊スポーツは一面で取り上げていましたが、1990年から34年間演じ続けた放送回数は1,500回を超えるそうで、視聴率39.9%はアニメ歴代1位だそうです。
日曜日の夕方は「サザエさん」と並んでお茶の間を楽しませてくれました。実はその芸名の由来は、話し方がそのサザエさんのタラちゃんに似ている事から命名したそうです。
TARAKOさんで最も印象に残っているのは、確か2018年8月に亡くなったさくらももこさんの同年11月の「ありがとうの会」での弔辞です。途中からまる子の声で「3年4組、さくらももこ 通称『まる子』。大人になった私へ。よくぞ夢を叶えてくれました。あんた本当に偉いよ、おめでとう」と。弔辞の結びはTARAKOさんが大好きだったといわれる「ありがとう、またね〜!」という言葉でした。
私は県外に出掛ける時、今でもさくらももこさんの供養だと思って、静岡市マンホールマグネット、キーホルダー、巾着等のすぐに使える「ちびまる子ちゃんグッズ」を購入して持っていきます。そして県外でステキな出会いをさせて頂いた方にプレゼントをしています。私の生まれた街のスーパースターだと言って。さくらももこさんの我が街への貢献は本当に凄く、絶対に忘れてはいけないと思っています。でも今回のTARAKOさんの訃報はなんか本当に寂しかったですね。
TARAKOさん、我が街 静岡市と清水区を有名にして頂きありがとうございました。さくらももこさんと天国でも楽しんで下さいね。
鳥山明さん、TARAKOさんに改めまして謹んでお悔やみ申し上げます。
今月はここまでです。寒い日が続きます、皆さんお身体ご自愛下さい。
最後にお得な情報をひとつ・・・今月は3.11が13年という事で防災グッズを。いま吉野家で非常用保存食として缶詰の牛丼、豚丼を売っています。今月は『吉野家 缶飯牛丼・豚丼』をセットで5名の方にプレゼント致します、ふるってご応募下さい。事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し『吉野家 缶飯牛丼・豚丼』希望と記載してお申し込み下さい。 ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033
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(株)メテックス建築事務所 遠藤良二