2022/07/11
縁(えん)ちゃんのひとり言 ～安倍元総理の暗殺事件と清水エスパルス30周年記念について～ 2022.7月号
お便り
皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。 近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
7/8にとんでもない事件が起こってしまいました。安倍晋三元総理が暗殺されてしまったのです。参院選の応援演説中に銃で撃たれ帰らぬ人となりました。日本国民にとって東日本大震災以来の衝撃ではないでしょうか。
私は昼に事務所に戻った時に女性スタッフに「安倍さん大丈夫でしょうかね？」といわれ、「何の事？」と聞くと「さっき銃で打たれたらしくニュースで凄い事になっていますよ」と言われその事実を知りました。TVのワイドショーでは奈良市 大和西大寺（やまとさいだいじ）駅前で起こったシーンを何回も何回も繰り返し放送していました。
岸田総理も言っていましたが、民主主義の根幹である自由で公正な選挙の最中に起こった政治テロは、政治家にとって一般の国民と一番近い距離で触れ合うシーンを狙われた事になります。「言論を暴力で奪う」という事は本当にあってはならないと思います。
安倍晋三という政治家は良くも悪くも、たぶん日本で一番有名な政治家だと思います。67歳だったそうですが、まだまだ政治家として活躍されただろうと思うと残念でさすがに言葉がありません。52歳という戦後最年少、戦後生まれ初の総理大臣になり連続在職日数と通算在職日数はいずれも歴代最長を記録されました。いつも戦っていた野党（今も選挙中で戦っているが・・・）や世界各国からもお悔やみのメッセージが送られていました。国連本部では黙とうを捧げ、アメリカではホワイトハウスで半旗を掲げ、なんとロシアのプーチンさんからも弔辞が届いていました。
少し調べましたら、歴代の総理経験者が暗殺されたのは7人目だそうです。中学の歴史の授業で習った「五・一五事件」「二・二六事件」もそれにあたりますが戦前の事件ですし、江戸時代に大老 井伊直弼が幕末に暗殺された「桜田門外の変」と同じ歴史の教科書上の別世界の話だと思っておりました。
安倍さんが息を引き取られたと聞いた時は、どちらかというとアメリカのジョン・F・ケネディ大統領とビートルズのジョン・レノンの暗殺を考えてしまいました。
いろいろYouTubeとか見てもなかなかずばりのシーンは映っていませんでしたが、フェイスブックに知らないうちに入ってきた中国の動画アプリでは2発撃たれたシーンが鮮明に映っている動画がありました。当たらなかった1発目の爆音で後ろを振り返ったところを2発目が命中してしまい、崩れるように倒れました。ニュースで奈良県警が警護体制に問題があった事を認める記者会見がありましたが、警察をかばう訳ではありませんが、その動画を見る限りSP（セキュリティーポリス）は発砲時に身を挺（てい）していましたし、間違いなく体を張っていました。ただサッカーのディフェンスと一緒でゴール前にたくさん守りが居て、いい守備をしたとしても結局得点を入れられてしまえば失点に変わりはない。死んでしまえば言い訳しても駄目で、そう言うしかないといったところでしょうか。当たり所が悪いというか、あまりにもはかなく、やりきれない気持ちです。
犯人は元海上自衛官と報道されていましたが、何で国を守ろうという正義感や志（こころざし）が一時でもあった人間がこんな過ちを・・・と思いました。私は自衛隊や自衛官を応援する「防衛大学協力会」等の会に入らさせて頂き、先日も陸上自衛隊の「元北部方面総監」といって東日本大震災の時の指揮をとられたという方の講和を聞いてきたばかりです。壮絶な世界で戦う自衛隊員はいつ命を落としても悔いはないと、常にロッカーに遺書を書いて置いてあるというような貴重なお話を聞きました。そんな覚悟を一度はした経験がある犯人が本当に残念でなりません。
安倍総理大臣といって印象にあるのは、オバマ大統領が被爆者を抱きしめた時の「2016年の被爆地 広島とハワイ真珠湾訪問」ですね。それと経済政策の「アベノミクス」、それから「アベノマスク」ですかね？マスクは本当に小さかったですよね・・・（笑）
安倍さんのフェイスブックをずっとフォローしていましたが、もう見れなくなってしまうかと思うと寂しい限りです。安倍晋三元総理に謹んでお悔やみ申し上げます。
サッカーのディフェンスの話をしましたが、サッカーといえば先日2年半ぶりに東京の国立競技場に行ってきました。我が「清水エスパルスの創設30周年記念マッチ」として、ホームゲームを国立で開催するというイベントです。相手チームは宿敵「横浜F・マリノス」リーグ戦で首位を走る強敵でした。
30年といいますが、エスパルスと共に30年過ごしてきた私からするとあの頃からもう30年なんだなぁ～と思いました。当時Jリーグで唯一母体の企業を持たない市民球団として発足したチームでしたが、Jリーグとしては「地域密着で企業名はチーム名に入れない」が基本理念でしたから、清水エスパルスの成功が無ければJリーグの成功は無いとまでいわれていました。つまりプロ野球のように母体企業がチーム作りをするのではなくホームタウン制で運営するというものでした。プロ野球でも「広島東洋カープ」というチームは唯一エスパルスと同じ市民球団でしたが、子供の頃、読売ジャイアンツの大ファンだった私にとって貧乏で弱小な広島ファンの気持ちが全然分かりませんでした、何であんなチーム応援するんだろうと・・・。しかし、おらが街にプロの球団が出来ると、思いが今までとは全然違ったのを思い出します。高校生から親しみのあった同世代の選手がおらが街のプロ選手になり、特に当時の日本代表で清水東三羽烏といわれた「堀池巧」さんが地元の母校の先輩で、彼がいた事でめちゃくちゃ夢中になりましたし、気持ちが入りましたね。その時、広島ファンの熱い気持ちが理解出来たのはいうまでもありません（笑）
堀池巧さんは、いま息子さんがフジテレビのアナウンサーで活躍中ですねっ(^O^)／
当時はまともな練習場もクラブハウスも無く、日本平ホテルの広大な天然芝の庭で練習したり、富士川の河川敷でやっていました。段々練習場も出来て環境も整ってきましたが、そんな恵まれない環境での清水エスパルスはいつも優勝争いをしていたと思います。
7/2の30周年記念マッチは試合前の演出も花火が上がったり、ヘリコプターが来たり、ちびまる子ちゃんファミリーの応援がありました。隣の神宮球場で一旦国立の花火を見ましょうと審判の判断で一時プレーが中断したとかしないとか・・・（笑）
「国立をオレンジで染める！」のキャッチフレーズ通り何と56,000人の観客が集まり、久々に地鳴りのような応援やエスパルスサポーター自慢のサンバが聞け、凄くオレンジが綺麗で、派手で、地元アイスタ（日本平スタジアム）では味わえない演出でした。試合は3-5でスコア以上の完敗でした。試合結果以外は本当に最高でした！ (≧◇≦)
その次戦は最下位18位のヴィッセル神戸と17位のエスパルスの裏天王山でしたが、実はそれも負けてしまい、7/9現在、とうとう最下位になってしまいました(；一_一)
まだ14試合もあるのでもちろんJ2降格なんて諦めてはいませんが、修羅場になること必至ですので頑張って応援したいと思います。頑張れ清水エスパルス！！
今月は以上です。暑い日が続きますので熱中症にお気を付けて、お身体ご自愛下さい。
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