縁ちゃんコラム

enchan's column

2021/10/11

縁(えん)ちゃんのひとり言~新総理大臣誕生と白鵬関引退、照ノ富士の活躍について~

皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。

近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。 

先日、また日本の新しい総理大臣が決まりメディアはいろいろ変わっただの、変わらないだのと国民の感想を伝えていますが、私自身は急にそんなに大きく変われるはずがないし、新しく何かを変えていくのであれば少しずつでいいと思います。いわれているコロナ対策もそろそろ収束に向かってもらわないと経済も廻らないし、ストレスやフラストレーションもたまり国民は本当に参ってしまいますね・・・。

おらが町の静岡市清水区出身の奥様を持つ菅総理大臣にはちょっと身近な感じの愛着があっただけに「お疲れ様」と伝えたいですね。いろいろ言われ、パフォーマンスの下手な菅総理は大変だったと思いますが・・・(笑)

①東京2020オリパラの開催を決断して、我々とアスリートに感動を与えて下さった事。

②コロナ対策ではワクチン接種の普及にご尽力頂いた事。

③携帯料金の引き下げにご尽力頂いた事。

等々いろんな仕事をして頂きました。

我々の生活になくてはならないものになった携帯電話は、元々東京は主要先進国の中で最下位くらいに料金が高かったそうですが、ここ最近の調査ではイギリスのロンドンに次いで2番目の安さになっていました。プランによっても違うでしょうが、安いに越したことはありませんね。ただあまりにも安くなってしまうのは、携帯電話の会社の利益が薄くなり、これからの5G、その先の6Gの開発等が世界の競争でも立ち遅れる懸念(けねん)があるといわれています、なかなかバランスが難しいですね。

新しい岸田総理大臣は100代目ですので、何か起爆剤になるような思い切った政策で国民をアッと驚かせて頂きたいです。そして安心できる日本にして欲しいですね。

菅総理、お疲れ様、そしてありがとうございました。

お疲れ様といえば、9/27に『平成の大横綱 白鵬』が引退を申入れ、10/1に引退会見をしました。まああんな強い横綱はしばらく出ないだろうというくらい輝かしい記録を残しました。幕内優勝回数は何と45回で歴代1位(2位は大鵬の32回)、横綱在位場所数は84場所で歴代1位(2位は北の湖の63場所)、横綱通算899勝、通算1187勝(2位は魁皇の1047勝)、7場所連続優勝、全勝優勝16回等々。

『強い!』以外に言葉が見当たらない程です。日曜日の朝にTBS系で「サンデーモーニング」という番組がありますが、喝とあっぱれ!で有名な「はりさん」こと張本勲さんが、何十年と相撲を観ているが「大鵬」「北の湖」「白鵬」が一番強かったと素直に認めていました。憎ったらしいほど強いって事ですよね・・・。

「貴乃花」も「曙」も「朝青龍」も「千代の富士」もめちゃくちゃ強かったけど、別格って事なんですね。

その白鵬関ですが、引退時は192cm、155kgという当然に大きい身体なんですが、入門時は175cm、62kgという相撲取りというにはあまりにも細すぎる身体だったというから驚きですよね。大相撲の世界に入る為の「新弟子検査」も当たり前にパス出来なく使い物にならないので、モンゴルに帰る航空券を渡されていたとかいないとか・・・それくらい期待されていない青年だったそうです(笑)

結局モンゴル出身の先輩力士の口利きで「宮城野部屋」の親方に拾ってもらうのですが、やはり相撲取りは難しいんじゃないかと「行司(ぎょうじ)」として育てようという話があったそうです。6か月で75kgまで太らないといけないと、稽古は一切させず、食っては寝て、食っては寝てを続け、何とか75kgになり新弟子検査を通ったそうです。その後は稽古の虫で、親方が引退会見で言っていましたが、稽古を「やるな!」とは言った事はあるが、「やれ!」とは一度も言っていないと。

宮城野部屋は移転して場所が変わりましたが、元の場所にあった時に一度部屋の玄関先まで行った事があります。正直「えぇ~~こんな小さな部屋からあの大横綱が出たのぉ~~?」と思ってしまったくらい間口の小さな部屋でした(≧◇≦)

やはり環境など関係なく、努力に努力また努力なんですね。最近スポーツは科学的根拠とかいって練習にいろいろな機械を取入れたり、または「ガム」を噛みながら練習したりと現代風に効率良く、かつ合理的になってきていますが、相撲道を観るとやはり「精神論」も大事かなと改めて思いますね・・・(^^;

ご縁あって、6年前に浅香山親方(通算1047勝で2位の元大関 魁皇)が部屋を落成した時に、落成祝賀会にご招待頂いた事があります。両国国技館の地下の大広間で盛大に執り行われたのですが、その時に土俵では『白鵬杯』という小中学生の相撲大会が開かれていました、もちろん主催は白鵬関です。当初は日本とモンゴルの子供たちが対象で子供たちの相撲離れに一役買いたいというのが設立時の思いだったそうですが、2020年の第10回大会ではブラジル等の14ヶ国から1,100人がエントリーする大会にまでなっているそうです。この白鵬杯から大相撲入りした力士がいます、「阿武咲(おうのしょう)」という力士です。第1回大会の優勝者ですが、幕内に入った20年の春場所になんと白鵬との取組(とりくみ)が組まれ、なんとなんと金星(きんぼし)をあげてしまいました。横綱に勝つ事を金星といいますが、その時の敗れた白鵬関が「しっかりと育ったな・・・」と感慨深げに話したとニュースで見たことがあります、なんか感動しますよね(涙)

相撲の世界ではお世話になった方や、先輩に相撲で勝つ事を「恩返し」といいますが、相撲道の美学だと思います。白鵬関、本当にお疲れ様でした。

白鵬関の引退により来場所からは横綱は照ノ富士(てるのふじ)一人になってしまいました。その照ノ富士、実は白鵬関のお父さんに大相撲入りを勧められたらしく、その道を作って頂いたモンゴル先輩の白鵬関には特別な思い入れがあるそうです。

今場所は新横綱で優勝と、知らない人にとっては普通に強い力士に感じますが、照ノ富士ほど波乱万丈な力士はいないと思います。横綱の一歩手前に「大関(おおぜき)」という番付がありますが、照ノ富士は割とすんなりそこまでのぼりつめたセンスのいい力士でした。当時「横綱に一番近い力士」といわれ、誰もが横綱昇進を疑いませんでした。そんな彼を大怪我(けが)が襲います。あの体重を支える膝(ひざ)が悲鳴を上げ、幕内から十両、幕下とどんどん陥落していきました。とうとう序二段(じょにだん)48枚目というところまで落ちてしまいました。野球でいえば、プロ野球のオールスター戦に出た選手が小学生のリトルリーグまで落ちてしまったという感じでしょうか?そこから怪我を克服してもう一度オールスター戦に出る選手に復活したというような力士なんです。私も大好きな力士なんです。決してモンゴル人が嫌いなわけではありませんが、日本の国技ですから「日本人力士、もっと頑張れ!!」と応援したいですね(笑)

どの世界にも世代交代があり、現役を引退する時がやってきます。そこにドラマがあり人は感動してみたり、悲しんでみたり、時には絶望を味わってみたり・・・。人生って面白いですよね。私も引退時には少しは花道を飾れるよう精進したいと思います。皆さんこれからも末永く宜しくお願い致します。

今月はここまでです。季節の変わり目です、皆さんお身体ご自愛下さい。

最後にお得な情報をひとつ・・・

先月はたくさんの方にバウムクーヘンの応募をして頂きありがとうございました。今月は新しい総理大臣が誕生したので、衆議院会館で売られている『号外 瓦版煎餅 誕生!キッシー』を5名の方にプレゼント致します、ふるってご応募下さい。事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し『誕生!キッシー 希望』と記載してお申し込み下さい。ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033 

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