2021/04/12
縁(えん)ちゃんのひとり言 ～池江璃花子さん東京五輪内定！と外国人受入れ断念～
お便り
皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。
近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
コロナの終息が未だ見えず、「まん防」といってまた新たな対策が出されました。大阪、兵庫の関西地方の連日の過去最高の感染拡大は気になるところです。
東京オリンピック・パラリンピックも国内外の感染状況などを踏まえて現在の状況では海外から日本への自由な入国を保証することは困難として、3/20に外国の観客の受入れを断念することが決まりました。海外で発売された約60万枚（パラリンピックは3万枚）のチケットは今後払い戻されることになるそうです。
大会ボランティアを予定していた人たちからは落胆の声が上がっています。競技場などで案内をする「大会ボランティア」が約8万人、交通や観光を案内する「都市ボランティア」が約4万人といわれていますが、外国人が来なくなり、いままで積み上げてきたものを自分の中でどう肯定したらいいかモチベーションを維持するのが難しいと悩まれている方が多いそうです。
東京はホテルの建設ラッシュでしたが、それもこれもみんなオリンピックやインバウンドを見込んでの投資でしたから大打撃だと思います。ホテルの窓口から商店街の小売店に至るまで英語で対応できるように人を雇用したり、自分が喋れるよう勉強したりいろいろな努力がありました。本当に気の毒だと思います。
「英語を喋れるようになっただけいいじゃん！」とか「努力に無駄は無いよぉ～」とか言う人がいます確かにそうですが、でも企業は利益を上げるところですから「投資」をしたら「回収」する、「投資」→「回収」、「投資」→「回収」その連続で成り立っています。企業に体力があればいいのですが、それが成り立たないとなると「雇用」も無くなり社会問題になってしまいますね。
東京のホテルはいま物凄く安価で泊まれます。今まで￥15,000-/泊したところが￥3,800-/泊とかそんな感じです。経営は最悪だと思います。いまとなっては一発逆転のはずだった五輪もあてが外れ、挽回のチャンスを逸したのは本当に大変だろうと思います。
また東京は世界の大都市の中でもダントツに飲食店が多い街といわれています。約14.8万店あるそうです。これはニューヨークの約6倍、食の都パリの約3.5倍にあたるようです。ちなみに2位はソウル（韓国）の約8.3万店、3位は深圳（しんせん）（中国）の約6万店ですから東京がいかに多いか分かります。そんな多くの店に携わる人たちが大変な思いをしているかと思うと同じ日本国民として本当に心が痛みます。ホテルをはじめ、飲食業、観光業はいま本当に大変だと思いますが頑張って頂きたいと思います。
予定通りに五輪開催をするのであれば、新しいオリンピック・パラリンピックになる事は間違いなさそうです。私たちも楽しみ方を考え、アスリートの活躍を期待したいと思います。
アスリートの活躍といえば、先日「池江璃花子」さんの東京オリンピック出場が内定しました。この「縁ちゃんのひとり言」でも2019年8月号で掲載させて頂きました・・・。
↓↓↓↓↓
最後に、私がオリンピックで期待している競技に「水泳」があります。理由は、いま白血病で闘病中の池江璃花子さんは「どんな時でも1人ではない事を忘れません。そして忘れないでほしいです。一緒に頑張りましょう！」と同じ病気の方々にメッセージを送り、病気と戦っています。水泳の選手には彼女の思いと一緒に戦って欲しいですし、応援する我々は彼女のあの笑顔を忘れずに応援していきたいと思います。
↑↑↑↑↑
と。
4/4に五輪内定のニュースを見た時に「えっ！」と思いました。次の2024パリ五輪を目標にと言っていましたし、昨年3月に復帰後初めてプールに入った姿をテレビで見ましたが、筋肉が落ち、やせ細った身体はアスリートというにはかけ離れた姿でした。でも「プールに戻ってこれて本当に良かったね！」と日本中の人がそう思いました。8月には実践復帰とレースに出ましたが、やはり周囲の見方は「まだ無理しないでね・・・」というような感じだったと思います。
彼女は、自宅の壁に病気判明前に紙に書いた目標『東京2020で世界記録！』を貼ったままにしてあるそうです。彼女の中で目標をずっとあきらめずにいて戦っていたとしたなら信じられない凄い精神力だと思います。
病気をする前は、レースに出場する度に自己ベストの更新が続き、毎日のように成長し続けているなんてスゲエなぁと思ったものでした。センス抜群の天才は間違いなく天才なんでしょうが、病気を患ってからもずっと伸び続けていたのは奇跡というか、信じられないことです。コメンテーターの田中雅美さんがTVで「派遣標準タイムは簡単には出ない、かなり難しいんですよ」と言っていました。「特にバタフライの後半25ｍは凄くきついんです」とも。
内定のレースでは「ただいま」って思って入場したそうです。結果が結果ですから何か泣かせますね・・・。不謹慎かも知れませんが、「もしかして東京五輪は彼女の復帰を待って1年遅れたのかな・・・？」とさえ思わせる程でした。本当に感動させてもらいました！！4/8には何と2種目目も内定しました。彼女のお陰で、急激にオリンピック観てぇ～てなりました。応援します、頑張って下さい(≧◇≦)
よくスポーツニュースの時に民放共同企画”一緒にやろう”応援ソングとして、桑田佳祐「SMILE～晴れ渡る空のように～」という曲が流れます。そのサビの部分の歌詞に「♪愛情に満ちた神の魔法も～悪戯な運命にも～♪」というのがあります。たったワンフレーズですが凄く考えさせられました、やはり桑田佳祐も天才ですね・・・(笑)
結びに、池江璃花子さんが患った「白血病」について・・・
私は自分の大先輩の娘さんが「白血病」を患った事がきっかけで非常に興味を持ち、自分に出来る事はさせて頂こうとかなり前から『骨髄バンク』にドナー登録をさせて頂いておりました。実は昨年の秋に「骨髄が適合し提供者の候補になりました」とセンターから通知が来ました。「こんな私でも社会貢献できる、やったぁ！」と思い、直ぐに問診票に記入し申込みをさせて頂きました。骨髄移植は全身麻酔をするために提供する側にもかなりのリスクがあります。でもそんなの全然お構いなく提供させて頂く気で満々でした。
しかし直ぐに「お断り」の通知が来てしまいました。肥満度を表すBMIが30以上の人は提供できない事を知りました。もらう側にも都合があるということですね(^^;
実はその経験から少し減量を始めました。「人は自分の為にはあんまり頑張れないけど、他人（ひと）の為には青天井に頑張れる」と聞いた事がありますが、本当にそうだと思いました。最後がオチになってしまいましたが・・・今月はここまでです。
桜も散ってしまいましたね。季節の変わり目です、皆さんお身体ご自愛下さい。
最後にお得な情報をひとつ・・・
以前私の友人の吉原さんという方から「台湾マンゴー」を譲って頂いた話をしたかと思いますが、先月中国政府から買取り拒否された事で話題になった台湾パイナップルですが、それを農家を助けるために日本のみんなで買ってあげようという働きかけがありました。というわけで今月は『台湾のパイナップル』を5名の方にプレゼント致します、ふるってご応募下さい。事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し『台湾のパイナップル希望』と記載してお申し込み下さい。ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033
会社でブログをアップしています。コメントとか頂けると嬉しいです(^^)/
eしずおかブログ http://metecs.eshizuoka.jp/
