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2020/12/11

縁(えん)ちゃんのひとり言 ~コロナの今年を振返りとマラドーナの訃報について~ 2020.12月号

お便り

皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。

近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

12月に入り早いものでもう一年が終わろうとしています。2020年はコロナに始まり、コロナで終わったといっても過言ではない年でした。国民の生活スタイルがガラッと変わったというか、変わらせられたというか・・・。

何といっても今年はオリンピックイヤーで、今年生まれる予定の子供は昨年までは『オリンピックベイビー』と言っていたのに、「残念ながら『コロナベイビー』になってしまったよぉ」と嘆くパパがいたり、もっと可哀想だったのは盛大に大勢の方々に祝福されて『オリンピック婚』と考えていたカップルが『コロナ婚』になり、仕舞には人が呼べず二人だけで挙式したり、リモート結婚式等をしていました。本当に天国から地獄の気分だったと思います。

産業では観光業や旅行業、それに伴う鉄道、航空産業等のインフラがストップし、また飲食業や俗にいう「夜の街」産業は壊滅的な被害を今現在も受けています。

第1波が収まりその後、打撃を受けた産業を救うために国の施策(しさく)で『GO TO キャンペーン』が施行(しこう)されました。トラベルでは私も福島に行ったり、上高地に行ったりしました。ホテルは考えられない程安く、国が本気で経済を回そうとしているのも充分に分かりました。

かなり感染者数が減った10~11月頃に、私は地元の夜の街にも少しずつ出て、馴染みの店に顔を出したりしていました。うちの会社もコロナ禍で集客が全くと言っていいほど無く、ひどい目に遭っていますから余裕なんて全くありませんが、今は痛みを分け合うというか、明日は我が身なので少しでも協力したいと思いました。

馴染みの店の「居酒屋」「寿司屋」「スナック」「ラウンジ」等々の状況は本当に酷く、閑古鳥が鳴いていました。気の毒だなぁ~と本当に思いました。ちょっと顔を出して、話をして、愚痴を聞くくらいしか出来ない自分に無力さを感じましたし、こんな時に何も出来ないんだなと自分の力の無さを改めて痛感致しました。こんな機会に飲食業だけでなく、いろいろな業界の社長、経営者、店主、親方等々と話をしたり、または相談したりしました。私もいろいろ判断出来ずに困っていた中で、そこで素直に感じた事があります。同じ大変な思いをしている人でもタイプが2通りあるんだなぁと思いました。

一つ目のタイプは・・・

過去の栄光というか、昔の自分をいつまでも捨てられず、昔ウケた同じ話を何度も何度もする人です。このコロナ禍で今の自分では通用しない事を認める事が出来ず、結局時代に対応出来ずに引出しが少なく同じ話を繰返しているんだと思いました。面白い人だなぁと仲良くしていましたが、かなりガッカリさせられた方が何人かいました。このタイプに共通している事は、調子が良くて、元々弁が立つ方に多い感じがしました。結局最後まで自慢の口で何とかしようとしているのかなとも思いました。

二つ目のタイプは・・・

簡単に言うと「しぶとい人」です。じっと我慢をして戦況を見守り、今できる事をきちっと見極める人です。その昔ある先輩に、勝負事の相手で一番嫌なタイプは「しぶとい奴だ!」と教えられた事があります。負けても負けても食い下がるタイプです。

口先のテクニックや感覚に走らず、状況を的確に判断して最後には必ずプラスにもっていく人です。

世の中全体が困ったこんな時ですから、本当に人間模様が出るのを感じました。何だかんだ言ってこの人は「ずるい人だなぁ~とか、周りのみんなの事を考えているんだなぁ~とか、冷静だなぁ~とか、今まで見せなかったけど本当は凄い人だったんだぁ~とか」

私は全然褒められたもんじゃありませんが、これからの時代の流れに柔軟に対応して、しっかりとした理念を持ち、しぶとく必ずや生き残っていける経営者でありたいと思っております。コロナ禍はこれから付合っていく人を見極めたり、自分の事業の今後を考える意味では悪い事ばかりでは無かったとも思っております。

待ちに待ったワクチンも次々と認可され、来年はコロナ終息でオリンピックも開催されるようないい年になることを望んでやみません。

先月末にサッカー界に衝撃が走りました。アルゼンチンのディエゴ・マラドーナ氏の訃報です。今の世界のサッカー界で活躍をしている人のほとんどの方のヒーローだったと思われる人です。

私はサッカーが凄く好きですが、マラドーナの現役を知りません。少年時代は野球小僧だったからです。マラドーナで印象に残っているのは、実は彼のスーパープレーではありません。中学校の同級生で堀池君という友人の部屋によく遊びに行ったのですが、サッカー少年の彼の部屋にはマラドーナのポスターが所せましとたくさん貼られていた事でした。

「この人そんなに凄いの?」と聞くと堀池君が熱く熱く止めどなくマラドーナの話をしていたのを思い出します。(笑)

身長165cmで左利き、ほとんどのプレーを左足一本で行い、今でもW杯史上最高のゴールといわれている伝説の60m「5人抜きドリブル」や「神の手ゴール」は有名な話ですが、彼の左足のプレーはそれを支える強靭な右足に秘密があるんだと聞いた事があります。確かにサッカーを実際にプレーしてみると片足ではずっと立っていられず、守ろうとすると先に足をついてしまいます。やはり人並み外れた何かがあるからスーパースターになれるんですね。

W杯では、戦力で劣るアルゼンチンはイタリア等のヨーロッパの強豪やブラジルには到底勝てないといわれていました。戦術は「マラドーナ」といって、頼みの綱はマラドーナのみでした。でも彼は一人で責任を背負い、86年W杯で母国を世界の頂点へと導きました。

マラドーナはよく同じアルゼンチンの現スーパースター「メッシ」選手と比較されますが、「マラドーナは1人でも凄いが、メッシは周りも凄い」といわれます。つまり周りの仲間に凄い選手がおらず1人で結果を出していたマラドーナの凄さは別格だ!という事です。アルゼンチンは彼の為に国が3日間喪に服すと発表しました。また近いうちに紙幣にもなるともいわれています!本当に国民的英雄なんですね。

日本にもしジャパニーズ マラドーナが居るとしたら間違いなく元日本代表の小野伸二選手だと思います。彼は自身のブログで「あなたが居たから僕のサッカー人生が始まり、周りをワクワクさせたいという願望が芽生えました。いつまでもサッカーの楽しさを伝えられるように努力していきます。」とつづりました。小野選手は86年W杯の5人抜きドリブルを観てサッカーを始めたそうです。こんなに世界から愛された、影響力のあるサッカー選手はもう出ないと思います。マラドーナ氏に謹んでお悔やみ申し上げます・・・。

今月はここまでです。少し早いですが、皆さん良いお年をお迎えくださいm(__)m

最後にお得な情報をひとつ・・・もうお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、コロナ禍の4月以降の景品は、8月の数人以外は全ての景品を全員当選にさせて頂いておりました。応募したらよく当たるなぁなんて思われた方も多いのではないでしょうか(^^;

辛い我慢のコロナ禍で、少しでも皆さんに楽しい思いをして頂きたくて予算度外視してやっておりました。当たった方からTELやメール等のご連絡を頂きこちらも本当に嬉しかったです。マスクや消毒液は本当に喜んで頂きました、一年ありがとうございました。

で、今月は毎年恒例のお正月用の『いくら』を3名の方にプレゼント致します。いくらは最近本当に高騰していますのでちゃんと抽選します!!(笑)ふるってご応募下さいね。

事務所へ直接お電話かホームページのお問合せフォームに住所、氏名、TEL番号、メールアドレスを記載し、『いくら』希望と記載してお申し込み下さい。

ご応募の締め切りは、毎月25日です。電話054-288-0033

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