2020/08/11
縁(えん)ちゃんのひとり言 ～原爆投下から75年、53歳カズ、台湾 李登輝さんについて～ 2020.8月号
お便り
皆さん、こんにちは『縁ちゃん』ことメテックス建築事務所 遠藤です。
熊本県南部を中心とした九州地方及び山形県の豪雨災害で被災された方々に謹んでお悔やみ、お見舞い、また近年各所で起こった自然災害で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
まず、先月7月号の題名が6月号と同じになっていた事をお詫び申し上げます。もうひとつ、ニュースレター発送後に何人かに「遠藤さんパチンコやるんですかぁ～」と聞かれ、「何でそんな事聞くんだろう？」と思っていたら、先月号のニュースレターの文章に「いつものようにパチンコに行っていた」と書いてあり、「あっこれだ！」と思いました^^;
パチンコに行っていたのはまだ職人時代の20年前くらいの話で、既に親方から独立させて頂いていましたから、自由でたしかによく行っていました（笑）
「職人殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」といいますが、板金屋という雨に左右される外仕事でしたから、雨が降ると仕事が休みになり朝イチの開店から並んで行く事もしばしばで、かなり夢中になっていた頃がありました。今となってはいい思い出ですが、先月号の話はその頃の話だと釈明させて下さい、どうもすみませんでしたm(__)m
今月の8/6、8/9は広島と長崎に原爆が投下されてから75年目という節目の時を迎えました。日本は世界で唯一の被爆国ですから世界に向けて本当の意味で「核兵器根絶」を無条件で訴えられるのは日本だけといえると思います。外交問題は私のような凡人には理解できないような大変な事がいっぱいあると思いますが、核に関してだけはアメリカがどうのとか、中国が、北朝鮮がなんて関係ないと思います。歴史背景は当然あるとしても、被爆してひどい目に遭ったのは間違いなく日本人ですし、広島、長崎の方々なんです。その大多数は罪のない一般の人たちであった事を忘れてはいけないと思います。だから「核は駄目だ！！」と日本が改めて世界に向けて強く発信する意味があると思います。にもかかわらず、北朝鮮が核兵器の実験をしたとかしないとか・・・。北朝鮮は脅しのように核兵器を盾に取って外交をしようとします。今更ですが、ふざけた国です。
ＴＶでやっていましたが、『原爆は一瞬、被爆は一生だと・・・。』被爆二世とか三世とかいいますが、被爆した事により染色体に異常が起こり白血病やガンになり、それが遺伝し末代まで悩みとして続いてしまうのです。広島と長崎の方々のこれまで75年間の苦悩は我々の想像をはるかに超えるものだと思います。
先日の広島で行われた平和記念式典の中で宣言された、広島市の松井市長の平和宣言をＴＶで見ました。その中に私が昨年12月号でご紹介させて頂いた
国連難民高等弁務官として、難民対策に情熱を注がれた緒方貞子氏の
「大切なのは苦しむ人々の命を救うこと。自分の国だけの平和はありえない。世界はつながっているのだから。」という実体験からの言葉。
と引用された部分がありました。まさにおっしゃる通りだと思いました。
被爆された方々は年々高齢になり、亡くなり段々少なくなっていきます。その怖さ、悲惨さを誰かがその語り部（かたりべ）となり後世に伝えていかなければなりません。戦争や原爆をテーマにしたアニメにいろいろな作品がありますが、アニメは老若男女問わず伝えられ、興味を持つ為には凄くいいと思います。
また先日の8/3のＪリーグ サンフレッチェ広島の試合でも、ピースマッチとして選手が皆86番（原爆投下の日8/6の意味）のユニフォームを着て入場し、黙祷（もくとう）が捧げられました。サッカーを通じて広島から核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を全世界に発信していくというものでした。特にこれから日本を背負って立つ若い人達が興味を持つ試みは、これからもどんどんやっていくべきだと思います。
Ｊリーグといえば先日、『ＫＩＮＧ カズ』こと、我ら中年の希望であります『三浦知良』選手が公式戦最年長出場記録を更新しました。なんと53歳5ヵ月です！！
以前にもお伝えしましたが、私はカズとは同い年で、実は誕生月も同じ2月で誕生日も凄
く近いんです。彼の活躍には本当に勇気を頂きますし、頑張らないとなぁ～と思わせて頂いています(^^)/
世界中探しても50歳を過ぎてトップリーグでプレーするなんてありえませんし、今回もイタリアのバレージをはじめとする大勢の世界中の往年のプレーヤーから祝福のメッセージが届いたそうです。
彼が40歳を過ぎてもうそろそろ引退か？といわれた頃にサッカー関係者の方に教えて頂いたんですが、「カズやゴン（中山雅史）がいま1試合90分フルに2試合連続で出場したら選手生命が終わってしまう」と言っていました。トップリーグの90分とはそれくらい過酷な世界なんですと・・・。それから10年以上も身体のコンディションを整え、体幹を鍛え、古傷（ふるきず）をケアしているそうです。本当に凄い！！これからもケガに気を付け、出来るだけ長く現役プレーヤーを続けて欲しいと思います。
結びに、先日「台湾民主化の父」と呼ばれた『李登輝（りとうき）』元総統が97歳でお亡くなりになりました。なぜ李登輝さんの訃報をお伝えしたかと申しますと・・・ 先月号のプレゼントだった「台湾マンゴー」は私の友人の吉原さんという方から毎年譲って頂いております。実はその吉原さんが台湾からマンゴーを輸入するきっかけになったのは李登輝さんから薦められたからなんです。私も後で分かった事で本当にビックリしたのですが、李登輝さんに握って頂いた大きな手だけは忘れられないと言っていました。「台湾と日本の為に貢献したい」と伝えると、日本の京都大学を卒業した李登輝さんは、流暢（りゅうちょう）な関西弁で「つべこべ言わず、とにかくやってみろよ」と言われ始めたのが台湾マンゴーだったそうです。10年以上前の事だそうですが、それ以降は毎年のようにご自宅を訪ねる関係になり、今年もコロナ禍でいつ頃行けるかな？と模索していた最中の訃報で随分悲しんでいました。
台湾は親日でとても有名ですが、実は日本と台湾には国交がありません。
東日本大震災の時に台湾は約250億円もの義援金を送り、困っている日本に一番最初に手を差伸べて頂いた本当に有難い国なんです。でも日本という国は正式にお礼を言っていません。何故か・・・？中国の顔色をうかがい、おべっかを使っているからなんです。外交ってそんなんでいいのでしょうか？
中国は強硬姿勢ばかり目立ちますが、コロナも含めこれから世界中から猛烈な反発をくらうと思います。アメリカの激しい対中制裁が違和感なく受入れられるようになると、中国はやがて大きなツケを払わないといけなくなる可能性があると思います。
中国は台湾を一国として認めていません、台湾は中国の一部だと。
そこで自分たちの国は自分たちで守ろうと立上がったリーダーが李登輝さんなんです。それも自分達の選挙で総統、日本でいうところの総理大臣を決められるように尽力しました、まさに民主化です。だから中国政府から一番嫌われている人ともいえますね（笑）
でも今の台湾があるのは間違いなく李登輝さんの功労だと思います。
現総統の、蔡英文さんの心の拠り所だったそうで、おじいちゃんと孫のような感じだったそうです。李登輝さんのお悔やみ申し上げます。今月はここまでです(^_^)/
毎日暑いですね。マスクの熱中症等にお気を付け頂き、お身体ご自愛下さい。
最後にお得な情報をひとつ・・・
今月は恒例になりましたが『千葉の梨 幸水』をプレゼント致します。毎年発注しますが凄く美味しいです。今月は2～3個入を5名の方にプレゼントです。
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